
元来、静物画や風景画には解釈すべき方向性がないとされていたが、寓意を表現するように発展した静物画の一つが、ヴァニタスだ。頭蓋骨や爛熟した果物をモチーフに取り入れることにより、人生のはかなさの寓意を表した。
そんなヴァニタスは現在も存続し続けているのだろうか? 古代から見られた不健全な創造は時間と共に発展を遂げ、17〜20世紀にかけて絵画に取り入れられた。恐怖を掻き立てる一方、私たちを魅了する『死』。今日、ファッションや音楽など至る所に発見できる頭蓋骨や骨。マイヨール美術館では、衰退するどころか、発展し続ける『虚栄』の足取りを辿るヴァニタス展が催されている。
展示はメメント・モリのモザイクから、カラヴァッジョ、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール、セザンヌ、ピカソ、ビュフェ、アンディ・ウォーホル、ゲルハルト・リヒター、そしてダミアン・ハーストなどと各時代の立役者が集結。絵画だけに留まらず、彫刻、写真、オブジェ、ビデオと幅広くカバーしている。時代を追って、人類が捉えた人生の儚さを一望できる展覧会だ。
C’est la vie! Vanités de Caravage à Damien Hirst【これが人生!カラヴァッジョからダミアン・ハーストのヴァニタス展】
会期 : 2010年2月3日〜6月28日10:30〜19:00、金〜21:30
会場 : FONDATION DINA VIERNY – MUSÉE MAILLOL
59-61, rue de Grenelle 75007 Paris
休館日 : 火曜日
入館料 : 11ユーロ、割引9ユーロ
Tél : 01 42 22 59 58
メトロ : Rue du Bac
www.museemaillol.com






















父から娘へ受け継がれるコンフィチュール La Cour d’Orgères | パリ発フランス情報ハヤクー::hayakoo said [...] [...]