ヴュー・リヨンで抜け道散策 Traboule
パリに続く、フランス第2の都市であるリヨン。
ローヌ川と、ソーヌ川に挟まれたこの地が、ローマ帝国の植民地として設立されたのは紀元前43年。
その後は、ガリアの一大都市として繁栄していく。
15世紀後半になると、リヨンの絹織物業、印刷工業は国王の保護の下、大いなる経済効果をもたらした。
と同時に、リヨン独特の市民文化を生み出す事にもなっていった。
その当時のリヨンの中心地は、現在、ヴュー・リヨン(Vieux Lyon、旧市街)と呼ばれている地域である。
そのフルヴィエールの丘と、ソーヌ川に挟まれた地域には、今も、イタリアを彷彿させるルネッサンス建築が数多く残っている。また、一般公開されている、トラブール(Traboule)と呼ばれる”抜け道”も至るところにある。トラブールとは、通りに面した入り口から、建物内の通路を通り(多くの場合、イタリア色の残る小さな中庭を通過して)、そのまま、裏の通りに出ることが出来る通路の事をいい、元々は、絹織物業が盛んであったこの地域、商品を運搬する際に、それらを雨風から守る目的で、この通路が使用されたらしい。
また、第2次世界大戦中には、ナチス・ドイツの占領下、レジスタンスの活動の場としても使用されている。
サン・ジャン大聖堂(Cathédrale St-Jean)から、サン・ポール教会(Eglise St-Paul)までの通りを散策しよう。
面白い発見が待っている。
ブッフ通り(rue du Boeuf), サン・ジャン通り(rue St-Jean), 共に、レストラン、ブティック等で賑わう通りだが、店舗と、店舗の間にある大きな扉を見つけたら、思い切って入ってみよう!
例えば、サン・ジャン通り28番地。薄暗い通路の先には、ルネッサンス様式の中庭。
サン・ジャン通り22番地、通路は少々不気味だが、中庭は赤っぽいイタリア式建築。
お薦めは、グヴェルヌモン広場(Place du Gouvernement)2番地。扉をくぐり、階段を駆け上がると、そこには思いがけない驚き(!)、しゃれた青と黄色の中庭が現れる。1階の窓から頭を出す犬・・・この装飾はユダヤ人の住居によく見られるものであるらしい。
これらは、ほんの序の口であり、他にもまだまだ興味深いトラブールに出会えるはずである。
なお、このヴュー・リヨンは、今でも美しいルネッサンス様式が残る地域として、1998年、ユネスコの世界遺産に登録されている。
Vieux Lyon【ヴュー・リヨン】
69005 Lyon
アクセス : メトロD線 Vieux Lyon下車
リヨンへのアクセス
TGV : パリGare de LyonよりリヨンPart-Dieu又は、Perracheまで約2時間
飛行機 : パリCharles de Gaulle空港又は、Orly空港より、リヨンSt-Exupéry空港まで約1時間
Office de tourisme et des congrès de Lyon【リヨン観光案内所】
Place Bellecour 69602 Lyon
Tel : 04 72 77 69 69
開館 :
4月16日~10月14日(夏季)
月~土曜日 9:30~18:30 日・祝日 10:00~17:30
10月15日~4月13日(冬季)
月~土曜日 9:30~17:30 日・祝日 10:00~17:30
閉館 : 年中無休
www.lyon-france.com
by chiharu on 2007-07-22 [バカンスへ行こう]
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