メニルモントン通りを登った高台、エルミタージュ通りにあるのが『ステュディオ・ドゥ・レルミタージュ』。350m2の工場を改装した、演劇、コンサート、ダンス、映画などが催されるイベントスペースだ。
スロープを進み、入場料の精算とともに、手にスタンプをしてもらう。入場料は演目により異なるが、5〜20ユーロと手頃な設定が、好感的だ。扉を開けると、右手にステージがあり、観客席はテーブル席。2階席はステージを囲むようにバルコニーになっており、全体を見渡せる。公共スペースなどで喫煙はできないが、ドリンクを楽しみながら、ステージを堪能できるのが嬉しい。
ステージを背に、大きな年季の入ったカウンターバーがあり、ビールは4ユーロから。お腹がすいたら、アシエット・エルミタージュというサラダやハムの盛り合わせ(10ユーロ)もある。
サイトでプログラムをチェックすると、ほぼ毎日、催し物がある『ステュディオ・ドゥ・レルミタージュ』。今回は、バイオリンのヴェロニク・オダンVéronique Audinが率いる、マヌーシュ・ジャズのコンサート。開演20時半とあったが、開場が20時半で、コンサートが始まったのは21時過ぎ。フランス時間というかんじでしょうか。まだかな〜、と演奏開始を待ったいる間に、いつの間にか、会場は観客でいっぱいに。席がない人は、カウンターで立ち飲みだ。
マヌーシュ・スウィングといえば、やはりジャンゴ・ラインハルト。『トラブラント・ボレロ』、『スイング48』、『マイナー・スイング』とジャンゴのレパートリ。そして多くの歌手に歌い続けられている、シャルル・トレネの『残されし恋には』などのシャンソンをジョン・クロード・ロダJean-Claude Laudatをアコーデオンに、ギターにミッシェル・メルシエMichel Mercier、ローラン・プリウLaurent Prieurを迎えて繰り広げられた。ギターが刻むリズムは、老若男女を問わずに揺られるスイングだ。
ステージは2セットで構成され、間に10分の休憩。ミュージシャンもバーに降りてくるので、観客とステージの距離感もなく、和気あいあい。一人でカウンターでステージを楽しむのも良いし、お友達とテーブルを囲んでもいいし、気軽にフランスの舞台芸術に親しめるスポットだ。
Studio de l’ermitage【ステュディオ・ドゥ・レルミタージュ】
8, Rue Ermitage 75020 Paris
TEL : 01 44 62 02 86
メトロ : 11番線Jourdain、2番線Ménilmontant
www.studio-ermitage.com















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