パリ マレ地区。最近では、メトロ駅 サン・セバスチャン・フロワサール(St Sébastien Froissart)付近、ポン・オ・ショオー通り(rue du Pont aux Choux)から、ポワトー通り(rue de Poitou)にかけて続々とニュークリエーター達のブティックがオープンしており目が離せない状態。
そこで偶然見つけたのが、この「シャンハイ・トリオ(Shanghai Trio)」。ディスプレーの素敵な布製バッグが目に留まったのである。
この店名からもご察しが付くだろう。店内は、洗練されたチャイナテイスト品が整然と並べられている。
パトロン・デザイナーであるヴェルジィニィ・フー二ィエ(Virginie Fournier)さんは、かつて8年程上海に住んでいた事があるそうで、すっかり中国の伝統工芸の魅力に取り付かれてしまったそうだ。それをベースに、この「シャンハイ・トリオ」のブランドをスタートさせたのが、10年前。上海では、メインストリートにブティックを構えたり、某高級ホテル内にブティックを置いたりと、既に成功を収め、地元版エルや、フィガロなどのマスコミにも多く取り上げられているそうである。
ギャラリー・ブティックを兼ねる、このパリ店がオープンしたのは、2008年3月の事。
「フランス的センスと、中国の素材及び伝統技術、現代的デザインの融合するコレクション」がコンセプト。バッグ、子供服、メゾン用品のカテゴリーが揃う。
中国製といっても、そこらのそれとは明らかに異なる。厳選された素材を使用し、仕上げまで全て手作業で1つ1つ丁寧に製造されている。
それでは、この季節のコレクションを紹介していこう。
まずは、定番のバッグから。「工人*民」(3番目の文字が日本語には無いので、代わりに*を置かせてもらいます。)とネームの入ったこのナナメ掛けタイプは、電気工事士さんのバッグをベースに、デザインと色を加えた人気の定番品。(95ユーロ) 毎シーズン、パイピング、ベルトなどの色を換(替)えたそのシーズン色が店頭に並べられる。A4サイズがすっぽり収まるし、何といっても自転車でパリ市内を走り抜ける時などにとても便利。
後ろの手提げタイプも人気商品。これは、米を計量する袋の形をヒントに作られた、何でも入れられるタイプ。手提げの部分が長さの異なる2タイプ(肩掛け用と、手提げ用)用意されており、用途によって取替えられるのがポイント。横っちょに付けられた「米斗包」のタッグもカワイイ。(大 85ユーロ、中 69ユーロ)
また、上記のバッグと同じ形で、大、中、小のポーチがセットになった計量ライスセットもお薦め。このポーチの特長は、1本のファスナーが使用されているところ。このおかげでポーチは、型崩れする事もなく、美しいフォームを保つ事が出来るのだそうだ。中の中まで丁寧に仕上げられており、色も、素材も美しいものが数種類揃っている。(コットン製など69ユーロ、シルク製 72ユーロ)
肩掛け部分の長さがボタンで調節出来るタイプのバッグが、今シーズンの新作! 手軽に使えるカジュアルぽさが良い。(75ユーロ)
少し、チャイナチックなアイテムとしては、ティーポットカバーをイメージして作られたシルク製の可愛らしいピンクのバッグ。
表の蓮の花の刺繍は、全て手作業だそうだ。
現在揃えられているバッグのお値段は、60~90ユーロ。その他、アクセサリーケース、カードケース、眼鏡ケースなどの小物は、10~20ユーロといったところ。各素材(シルク、コットンキャンヴァス、竹の繊維布(まるでシルクのような肌触り)、コットンプラスティックなど)、各配色(紫とベージュ、ピンクとベージュ、紫と黄色など)と、必ず好みの物が見つかる事だろう。
子供服も中国らしいデザインのものが揃う。袖の部分のカットが美しいローブ・ドゥ・シャンブル(部屋着)や、竹の繊維布で作られた手触りバツグンのアンサンブル(バニラ66ユーロ)がお薦めだという事。これらも、細かい隅々まで丁寧に仕上げられている。
また、スカーフのコレクションも素晴らしい。まずは、ムーブモン・エシャップ(動きのあるスカーフ)。アシメトリーに作られたこのスカーフは、素材と色をミックスさせたユニークなもの。1940年代のシルク、ビロードなどを贅沢に使用した遊び心のある美しいスカーフである。(89ユーロ) その他、カシミヤとシルクのショール(この手触りといったら・・・・・うっとりとするくらい)(221ユーロ)など贅沢な温かさも!
メゾン・リネン物も捨て難い。ベッドカバーは、シングル、クィーン、キングの3つのサイズが用意されており、97ユーロ~293ユーロ。
シングル用には、サイズの異なるピロケースが2枚、またクィーン、キング用には、サイズの異なるピロケースが2枚ずつ付いているのも何だか得した気分である。中でも、刺し子のような”イリミ”模様(米粒を1粒ずつ並べたような模様)のシーツがお薦め。
テーブルクロスや、ナップも美しい配色のものが揃えられている。
今年のクリスマス。ヨーロッパ的なプレゼントも良いが、ちょっと趣向を変えて「シャンハイ・トリオ」のアジアティックなプレゼントなんていかがだろうか。
なお、このブティックには、とても気さくな日本人女性 HIROMI さんがいらっしゃるので(月、火、水、金曜日のみ)気軽に立ち寄ってみていただきたい。
Shanghai Trio【シャンハイ・トリオ】
21 rue de Poitou 75003 Paris
メトロ : 8番線St Sébastien Froissart
Tel : 01 48 04 93 48
営業日 : 月曜日12時~19時、火曜~土曜日11時~19時
定休日 : 日曜日
www.shanghaitrio.com


























2008年12月 ご紹介いたしました「シャンハイ・トリオ」ですが、パリ3区のブティックは閉店となりました。しかし、引き続き商品は、こちらのWEBサイトので購入可能です。
http;//www.shanghaitrio.com