ジョルジュ・ブラッサンスとポール・ヴァレリーの故郷セット Sète

50年代から70年代にかけて活躍したシンガーソングライター、ジョルジュ・ブラッサンス Georges Brassens の生まれ故郷であるセット Sète。フランス人には馴染み深いアーティストだ。ギターを弾きながら歌うスタイルで、Le GorilleやLes Copains d’abordなどが有名。他には詩人のポール・ヴァレリー Paul Valéry も生み出しており、セットという町は、詩を書きたくなる風景に溢れている。
ブラッサンスはLe pyという墓地に眠っており、ヴァレリーは見晴らしのよいMarin墓地に眠る。ここにはアヴィニヨン演劇祭の発起人ジャン・ヴィラールの墓もあり、ちょっとした観光地になっている。

世界中から留学生が集まる大学都市、モンペリエから電車TERに乗って15分ほど。地中海はすぐそばで、リゾート地としても人気。町の規模は小さいが、ビーチやモロッコなどにも行けるフェリーが発着する港や漁船、クルージング発着地でもあり、ニースやカンヌなどに比べるとかなり庶民的なのがセットの魅力の一つ。 

6月中旬から9月上旬に、町の中心地ロイヤル・キャナルで開催されるのはジュテ・ヌティック Joute nautique (船上槍試合)。青と赤に分かれ、音楽隊を従え、長い棒と木製の盾を使い一対一で勝負をつける、海の上で繰り広げられる伝統スポーツだ。

フェスティバルのプログラムも休む間もなく組まれている。ジャズ(2017年7/13〜7/20)やポエム、映画野外上映会(2017年7/9〜7/12)、音楽(FIESTASETE 2016年は7/23〜8/8)などは、観光サイトでチェックすればいいだろう。

モンペリエとは反対方面の隣にはマルセイアンMarseillanという町があり、 十数キロメートルも続く公共白浜ビーチになっていて圧巻。各ポイントには、駐車場、公共トイレ、シャワーなど無料で使えるように完備されている。市バスでも行けるので便利。

海もあり、山もあるのがセットの魅力。中心地から徒歩か市バスで行けるサン・クレール山 Mont Saint-Clair の頂上には、1861年に建てられたノートルダム・ドゥ・ラ・サレット教会 la chapelle Notre-Dame-de-la-Salette がある。内装は一風変わっていて、漁師の日常がフレスコ画で所狭しと描かれている。ここからの地中海から昇る朝日や沈む夕日も格別だろう。
地中海バカンスの穴場セット、是非一度は、訪れてみては?

Sète 【セット】
アクセス : パリ・リヨン駅からTGVで3時間半ほど。または、OUIGOでマルナヴァレParis Marne-La-Vallée-Chessyからモンペリエまで行き、その後TERに乗り換えでも行ける。
セット観光局 http://www.tourisme-sete.com/

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