自然光の降り注ぐ睡蓮の間 Musée de l’Orangerie
2000年以降、改装工事の為、長い間、閉まっていたオランジュリー美術館が、2006年5月より、リニューアルオープンしている。
今回より、個人の入館時間が、午後のみと制限されたため、昼すぎには、長蛇の列となる。
館内に入り、インフォメーションカウンターを過ぎると、右手にオーディオガイド(日本語もあり)の有料貸し出しカウンターがあるので、より詳しい作品についての解説を望む方へ。
そのまま、まっすぐ進んでいくと、「レ・二ンフェアLes Nymphéas」(睡蓮)と、タイトルが掲げられた、2つの楕円形展示室にたどり着く。
以前は地下1階に展示されていた「睡蓮」だが、生前のモネMonetの意志が配慮され、改装後は自然光の下で鑑賞できるようになった。とは、言っても、直接光というわけではなく、薄いヴェールに覆われた天井から、和らげられた光が差し込むのだ。
中央に配されたベンチを中心に、360度、モネの世界である。ここでは、淡い自然色が、ゆらゆらと、光の中に漂い、溶け込み、私達を外界から切り離し、幻想の世界へ誘い込む。
ここにいると、時の経つ事すら、忘れてしまいそうである。
オランジュリーと言えば、モネの「睡蓮」なのだが、実は、そればかりではない。
地下1階に展示されている、1977年に、ここへ寄贈されたジャン・ウオルター氏のコレクションも、素晴らしいものばかり。セザンヌ、ルノワール、マティス、モディリアニ、スーティーン…。そして、私が好きな、シスレー、ユトリロの作品も展示されている。
また、その展示場の反対側の通路には、改装時に、偶然、発掘された、チュイルリーの城壁の一部が、そのまま展示されているので、興味ある方は、こちらもどうぞ。
Musée de l’Orangerie
【オランジュリー美術館】
Place de la Concorde 75001 Paris
メトロ : 1,8,12番線 Concorde
TEL : 01 44 77 80 07
開館時間 : 12:30~19:00、金曜~21:00
グループ 9:00~12:30(要予約)
閉館日 : 火
入場料 : 6,5ユーロ、割引4,5ユーロ
オーディオガイド : 5ユーロ、割引3ユーロ
http://www.musee-orangerie.fr
by chiharu on 2006-12-06 [美術館・博物館]
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