古き良き時代のモンマルトルへ Musée de Montmartre

古き良き時代のモンマルトルへ Musée de Montmartre

モンマルトルの丘にそびえ立つ白亜のサクレ・クール寺院(Basilique du Sacré Cœur)、アマチュアの画家達が観光客を相手に似顔絵を描いているテルトル広場(Place du Tertre)、絵葉書のようなモンマルトルの石の階段など・・・。
毎日、多くの観光客が訪れるこのモンマルトル。魅力一杯の観光スポットであると同時に、この地域には、今でも昔らしい面影が数多く残っている。

古き良き時代のモンマルトルへ Musée de Montmartre

テルトル広場を少し進んだところにある『モンマルトル美術館(Musée de Montmartre)』。古き良き時代のモンマルトルを垣間見たい方には、是非、訪れてもらいたい美術館である。
年代を感じさせる、この17世紀の建物は、俳優ロジモン(ROSIMOND)の邸宅であった。後に、ルノワール(RENOIR)、ユトリロ(UTRILLO)、デュフィ(DUFY)等、モンマルトルを代表する画家達が彼らのアトリエとして滞在していたこともある。

向かって右側にあるショップ内でチケットを購入し、そこからロマンチックな中庭に出る。この奥が美術館である。

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まずは趣のある階段を下り、地下1階より、鑑賞を始める。ここでは、古い時代のモンマルトルの丘の様子などが描かれた絵画や、その頃の歴史を物語る品々より、当時を想い描いてみたい。
地上階は、ロートレック(LAUTREC)の『Les Ambassadeurs Aristide Bruant』、『Divan Japonais』など、古き良き時代のモンマルトルが描かれた絵画や、ポスターが展示されている。
また、A・ジル(A・GILL)の描いた、シャンソニエ『オ・ラパン・アジル(Au Lapin Agile)』のうさぎの絵のオリジナルがあるのもこの階である。

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1階では、政治家に対する風刺画や、オペラ作家ギュースタヴ・シャルパンティエ(Gustave CHARPENTIER)の書斎が復元展示されている。奥には、小さなビデオスペースもあり、ユトリロをはじめとするモンマルトルを題材に活躍した画家達の作品についての解説を映している。
2階に上がると、ロートレック達が描いた当時のバーや、キャバレーのポスター、案内状などが展示されている。華やかだったモンマルトルの夜が目に浮かぶようである。
また、ここには、私の好きなフランシスク・プルボ(Francisque POULBOT)の作品が数点展示されている。
彼は、戦時中のモンマルトル(下町風)の子供達の雄姿を漫画タッチで描き続けた画家であった。これは、『Le Petit Tambour』と題されたもの。

心いくまで、モンマルトルのノスタルジーに浸ったら、その後は、シャンソニエ『オ・ラパン・アジル』や、その前に広がるモンマルトルの葡萄畑、また、今でも当時の姿で残る風車『ムーラン・ド・ラ・ギャレット(Moulin de la Galette)』まで足を伸ばしてみるのもよい。

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Musée de Montmartre【モンマルトル美術館】
12 rue Cortot 75018 Paris
メトロ : 12番線 Lamarck Caulaincourt
開館 : 水曜~日曜日 11:00~18 :00
閉館:月曜、火曜日
Tel : 01 49 25 89 39
入館料 : 一般7ユーロ、割引5.5ユーロ、10歳以下無料
www.museedemontmartre.fr

by chiharu on 2007-09-07 [美術館・博物館]
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