
1889年に実業家エミール・ギメ氏によって設立されたフランス国立ギメ東洋美術館は、世界でも指折りの質を誇る東洋美術コレクションを有しています。氏の集めた4万点のコレクションはアフガニスタンから日本まで世界屈指のもの。1928年には国立美術館として編入され、1945年以降はルーヴル美術館の東洋部の役割を果たしています。

美術館へ入るとまず出迎えてくれるのはインドネシア、ミャンマー(旧ビルマ)、ベトナム、カンボジア、タイなど東南アジアの美術品です。カンボジアのアンコールワット遺跡群で見た彫刻は経年や自然の力によって破壊されつつあるものがほとんどでしたが、ここには想像を超えるほどのはるかにすばらしく質のよい状態のクメール彫刻が数多く展示してあります。インド文化の影響をおおいに受けた美術品の多くに出会えます。

2階はネパール、チベット、アフガニスタン、中国の美術品、さらに3階へ上がると日本、韓国、中国と続きます。 ここでは縄文土器や法隆寺金堂の国宝・阿弥陀三尊像の脇侍だった「勢至菩薩」、ほかにも葛飾北斎没年に製作された傑作「龍図」などが展示してあります。

フランスにいながらアジアの文化に触れ合うことのできるギメ美術館、アジアに興味のあるフランス人だけではなく、アジア人である私達でも十分楽しめるところだと思います。

Musée Guimet-musée national des arts asiatiques【フランス国立ギメ東洋美術館】
6 place d’Iéna 75116 Paris
Tel:01 56 52 53 00
Métro:Boissière , Iéna
開館時間:10h~18h
閉館日:火曜日
http://www.museeguimet.fr/


冒険心を持ってハゲ山散策 Parc des Buttes Chaumont | パリ発フランス情報ハヤクー::hayakoo said [...] ダイナマイトを使って岩山を削り、千数人の作業員を動員し、フランス庭園の典型となるシンメトリーや直線ラインに取って代わる起伏に富んだ曲線が描かれ、情緒ある公園となるには3年にかかる大工事を要した。パリ万博と同時に1867年4月1日にオープンしたのは2475mに及ぶ柵に囲まれ6つの入口を持つ...