懐かしき子供時代へタイムスリップ Musée du Jouet

初めてのパリ > 美術館・博物館

ポワシーの玩具博物館の外観以前、この hayakoo でもご紹介したパリ郊外の街ポワシー(Poissy)
この街に来たなら、ル・コルビュジェの「サヴォワ邸 (Villa Savoye)」と共に、是非訪れてほしいのが「玩具博物館(Musée du Jouet)である。
「いい大人なんだから・・・・・今更オモチャなんてね。」などと言わないで、昔のフランスの子供達がどんな玩具で遊んでいたのか、ちょこっと垣間見てみようではないか!
かつてはドミニカ修道院への入り口であった円塔のある14世紀の頑丈そうな門。その門と一体化する建物が、「玩具博物館(Musée du Jouet)」として1976年より開館。1850~1960年の人形や、玩具等、数多くの懐かしいコレクションを揃えている。

地上階にてチケットを購入し、矢印や、子供の喜びそうなオモチャ等の描かれた階段をたどり1階へ。展示は、ここから始まる。
まず、目に入ってくるのがショーケース一杯に詰め込まれた「デディベア(Teddys Bear)達」。上段左端に置かれたクマさんが、1番古いものだそうで、1910年製。その横の青いラベル付きくまさんが、シュタイフ(Steiff)1983年製のものである。ポワシーの玩具博物館の1910年のクマのぬいぐるみその他の物も、どれもこれも可愛くって、愛嬌があって・・・デディベアファンでなくても見惚れてしまうほど。
ちなみに、この博物館のデディベアのコレクションは約180、その内の70が館内で展示されているのだとか。

壁に添うようには、「ダイニングセット(Dinette 1880年)」や、「食器セット(1890年)」、「乳母車(Poussette)」など、女の子の為の玩具や、ヨーロッパらしい容姿のお人形さん達がずら~りと並ぶ。勿論、男の子達の物も、「機械仕掛けの馬(Cheval Mécanique 1880年)」や、「ぺダル式自動車(Voiture à Pédales 1930年)」、「牛(Vache 1900年)」などが展示されている。

その横の小さなスペースは、人形とその歴史がテーマ。「パリジェンヌ(La Parisienne)」から、第2帝政時代の「バービー(Barbie)」までがショーケース内に納められている。(どういう訳だか、日本のお内裏さまとお雛様も対で混じっていらっしゃるのだが。)写真は、1852年フランス製の着せ替え人形。衣装は勿論、アクセサリー、バッグ、眼鏡、時計、家具までが揃っている。

ポワシーの玩具博物館の男の子用のオモチャ ポワシーの玩具博物館の着せ替え人形セット ポワシーの玩具博物館のゼンマイ仕掛けの人形

トントントンと階段を上がった中1階は、遊びながら学べる玩具が展示されている。
まずは、1860年頃からの「パズル(Puzzle)」や、「キューブ(Cubes)」。キューブとは、幾つもの正方体を使ったパズルで、この頃の流行だったのか、ロビンソン・クルーソーのモチーフものが多い。
少し年のいった子供達には、「フランスの建築の積み木(Architecture Francaise en Bois 1914年)」や、1910年 イギリスより
渡ってきた「メカノ(Méccano 1957年)」、又、「レゴ(Légo 1930年)」などが人気だったようである。

ノスタルジー感が漂うのは、ゼンマイ仕掛けの人形達である。何とも単調な動きしかしないのだが、そこがまた良いのだろう。「小さな物売り少女(La Petite Marchande 1901年)」のように日常生活を題材にした物が多い。

その他にも、箱庭のようなミニチュア兵士達(1860年)の展示、投影機の投影や、学者達が製作した科学的人形や、玩具、又、ヨーヨーや縄跳び、ボールのようなごく日常的な玩具まで並べられている。

続いて 2階へ。ここは、古い屋根裏部屋の雰囲気が再現されている。
まずは、この階の約半分をも占める汽車コーナー。駅、線路、汽車などあらゆるものが詰め込まれている。
ボタンを押して、汽車を動かしてみる事も出来るので試してみると良い。
また、ギニョール人形コーナーも、この博物館の見所の1つ。左の「城とギニョール(Château et Guignol)」は1860年製のもので、まだ木製である。以後は、徐々に紙製に移っていく。
その奥にあるのが「昔の女の子の部屋(La Chambre d’une Fille d’Autrefois)」。小心者の私は、ドキドキしながら中を覗いて見たが、ホッ!。皆な可愛らしいお姿だった。ここには、「Bébé Schmitt 1880年」の人形を始め、23個のお人形さん、クマさん、ゲームなどが収められているそうだ。

ポワシーの玩具博物館の列車 ポワシーの玩具博物館のギニョール ポワシーの玩具博物館の子供部屋

螺旋階段を地上階まで降りていく。最後のお楽しみは、この階でのエクスポジション(内容は、年に1~2度変わる)。
現在は、「オート・モービル(Autos Mobiles)」と題したエクスポジションが10月17日より、2009年6月28日までの期間に渡り開催されている。

訪れたのが平日だったせいか、館内は数える程の入館者。それでも、ちいさな孫の手を引く老夫婦や、小学生の子供を連れたお母さんが、(自ら懐かしみながら)小さな子供達にオモチャの説明をしているのを見ていると、こちらまで和やかな雰囲気に包み込まれてしまい、素敵な時間が過ごせたような気がする。

Musée du Jouet【玩具博物館】
1 enclos de l’Abbaye 78300 Poissy
アクセス: RER A5線にて終点ポワシー駅(Poissy)下車 (パリ市内より 30分)
Tel : 01 39 65 06 06
開館 : 火曜~日曜日9時30分~12時、14時~17時30分
閉館 : 月曜日、祝日
入館料 : 4ユーロ、割引(10歳以下)3ユーロ、第1日曜日無料

【観光案内所】(l’Octroi)(ポワシー駅より 徒歩約10分)
132, rue du Général de Gaulle 78300 Poissy
Tel : 01 30 74 60 65
開館 : 月曜~土曜日8時30分~12時30分、14時~17時30分(土曜~17時)
閉館 : 日曜、祝日
www.ville-poissy.fr

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 懐かしき子供時代へタイムスリップ Musée du Jouet
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed
懐かしき子供時代へタイムスリップ Musée du Jouetパリ発フランス情報ハヤクー::hayakoo

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>