映像からみた現代アート Le Mouvement des Images
ポンピドー芸術文化センターで行われている企画展「Le Mouvement des Images」(映像のムーヴメント)と題されたエキスポジションを鑑賞。
今回の展示は、年代別ではなく、テーマ別の比較により、20世紀と今日のアートを、映像の観点から見直そうという提案から企画されている。
33のスペースに、およそ、180名のアーティストらが、各々のムーヴメントを表現。
中には、眉間に皺を寄せたくなるようなものや、意味不明(時として、凡人には、芸術とはそういう物なのかもしれないが。)なものも見かけたが・・・・。
ここで、いくつか、私の気に入った作品を紹介。
まず、Salle3 ドナルド・ジャッド(1928年 アメリカ生まれ)のStack(1972年)という作品。
天井から、床までの空間、壁に据付けられた、数枚の赤と鉄の正面。
そして、同じSalle3に、イェッべ・ハイン(1974年 デンマーク生まれ)のMoving Neon Cube(2004年)。配置されたキューブを次々と移動するライトが、見るものを飽きさせない。
Salle 8では、壁3面によるアンリ・マティス(1869年 フランス生まれ)の作品。
彼の作品は、しばしば、色彩のデッサンと呼ばれる。
次にSalle16では、光や、ネオンの空間アートのクロード・レヴェック(1953年 フランス生まれ)の作品で「Bague」。妖しきピンクのライトに浮かび上がる指輪とハイヒール。
Salle20では、彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ(1876年 ルーマニア生まれ)の「無限の柱」と、「空間の鳥」。全く、無駄のない彼の作品は、見るものを無の世界へ浸らせる。
最後に、白と黒の2色で描かれた数枚の絵。残念なことに、作者名を忘れてしまった為、ノンコメントで。
日頃、モダンアートと称するものに対し、幾分か距離を取っていた為、今日まで、この展覧会も見送っていたのだが、実は、なかなか、興味深いものだった事に気付く。
このエキスポジションは、今月29日までなので、興味のある方は、お早めに! また、バンド・デシネでおなじみのタンタンのエルジェHergéの展覧会(入場無料)も同時に2月19日まで開催されています。
Le Mouvement des images【ムーブモン・デ・イマージュ】
会場 : Centre National d’Art et de Culture Georges Pompidou
Pl Georges Pompidou. cote rue St-Martin 75004 Paris
アクセス : メトロ 3番線 Rambuteau, 1番線 Hotel de Ville 1,4,7,14番線 Chatelet
RER A,B Chatelet
会期 : 2006年4月5日〜2007年1月29日
開館時間 : 11:00〜21:00、木〜23:00
閉館 : 火
入場料金(企画展及び常設展) : 10ユーロ、 割引 8ユーロ、 18歳以下 無料
www.centrepompidou.fr
by chiharu on 2007-01-10 [アート]
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