「古き友人」のアットホームな食空間 Mon Vieil Ami

「古き友人」という名のアットホームな食空間 モン・ヴィエイユ・アミMon Vieil Ami以前ご紹介したレストラン「Drouant」でも記憶に新しい、ストラスブールの三ツ星シェフ、アントワーヌ・ウェステルマン(Antoine Westermann)のもう一つのレストラン、『モン・ヴィエイ・アミMon Vieil Ami』。

サン・ルイ島の真中を貫くサン・ルイ・アン・リル通り(rue Saint-Louis en l’Ile)の端っこ、シュリー橋の近く。黒い扉の向こうにはシックな佇まいとは裏腹に、どこかの家庭の食卓が窓から映る軒先のような暖かさ感じる雰囲気。決して広くはない店内。長テーブルが配された左側には、お客さん同士が肩を並べてお料理を頬張る微笑ましい光景。「古き友人」という店名のごとく、そこはアットホームなどこか寛ぎを与える空間。

とろ火でコトコト煮た季節野菜の温かいお皿「Mijotée tiède de légumes de saison aux raisins et aux amandes, tartine de tapenade」席につくと、まずはサービスのアペリティフ。ピシェでサーブされるスタイルが、何とも家庭的。まず、こちらで食べていただきたいのがお野菜。「Drouant」でもそうでしたが、お野菜にかける情熱はこちらでも感じられました。まずは前菜。とろ火でコトコト煮た季節野菜の温かいお皿「Mijotée tiède de légumes de saison aux raisins et aux amandes, tartine de tapenade」はレーズンとアーモンドがアクセントに野菜の甘みと味わいがしっかり感じられる非常に上品な一皿!付け添えのオリーブのタップナードを塗ったタルティーヌを片手に頂きます。これは絶品。

ジビエのテリーヌ「Terrine de Gibiers (22ユーロ)」そしてパテ。この日は季節のジビエのテリーヌ「Terrine de Gibiers (22ユーロ)」を頂きました。通常は千切り根セロリのレムラード和えとオニオンルージュのコンポート添えの名物「Pâté en croûte de Mon Vieil Ami, céleri façon remoulade et compote d’oignons rouges」が用意されています。しっとりした食感に脂のバランスが程よいパテは分厚くカットされ、口いっぱいに美味しさが広がります。前菜だけでも十分満たされてしまいます。

そしてメイン。家庭的な雰囲気のごとくココット料理が名物。アルザスを象徴するベックオフ・ココット。使い込まれたココットをどかんとテーブルにおいてたっぷり頂きたいものです。この日は黒板メニューのジビエ、野ウサギのファルシ・トランペットとタリアテッレ添え「Trompettes et tagliatelles, cuisse de lièvre farcie (41ユーロ)」と野鴨の煮込み「Chou vert et marrons compotes, canard sauvage roti et boudin noir(41ユーロ)」をチョイス。しっとり火が入った野ウサギは、濃厚な赤ワインソースに絶妙にマッチ。ジューを吸い込んだトランペットにタリアテッレをたっぷり絡めて。野鴨もとろとろ柔らかジューシーな肉質。これはココットならではではないでしょうか。ほんのりエピスの利いた鴨肉の旨味と脂をたっぷり含んだキャベツがまたこの上ない味わい。シェアしても十分なくらい、ココットにはたっぷり。

野ウサギのファルシ・トランペットとタリアテッレ添え 野鴨の煮込み「Chou vert et marrons compotes, canard sauvage roti et boudin noir(41ユーロ)」

家庭のデザートにはつきもののババ・オ・ラム「Baba au Rhum」お腹も一杯だけど、お料理で感嘆したらやはりデザートも頂いてみたいもの。家庭のデザートにはつきもののババ・オ・ラム「Baba au Rhum」を注文。口溶けの良いブリオッシュにしっかり含み込まれたラム酒はシロップの甘さも程よくぺろり完食。恐ろしいことです…。通常お腹いっぱい食べた後にババは更にお腹が膨れて食べずらいものですが、上品に仕上げられており、冷たいヴァニラアイスで相乗効果。

カシスのクレームブリュレ「Cassis en Creme Brulee, sorbet citron menthe」そしてもう一品はカシスのクレームブリュレ「Cassis en Crème Brulée, sorbet citron menthe」。生クリームとも相性の良い甘酸っぱいカシス。口に広がるマットでなめらかな濃厚ブリュレにプチプチと口ではじけるカシスの実が抜群!これははずせません。スプーン休めともなるレモンとミントのソルべも食後にはピッタリ。

お昼は日替わり単品メニュー「DEJEUNER Plats du Jour (15ユーロ)」があり毎日違う味が楽しめます。また夜のメニューは前菜・メイン・デザートで41ユーロ。各種単品も可能で、前菜11ユーロ、メイン22ユーロ、デザート8ユーロでも注文できます。何せ人気の耐えぬお店ですので予約は早めにお取り下さいね。
トーンを落とした店内、シックな我が家で寛ぎのディナー。美味しいデザートで締めくくれば文句ありませんね。外を出れば眼の前には夜景の綺麗なのサン・ルイ島。ライトアップされたノートルダムを向こうに、セーヌ側沿いを散歩するのも食後のお楽しみであります。是非。

Mon Vieil Ami【モン・ヴィエイユ・アミ】
69 rue Saint Louis en l’Ile 75004 Paris


Tel : 01 40 46 01 35
Fax : 01 40 46 01 36
営業時間 : 12:00〜14:00/19:00〜22:30
休日 : 月・火曜日
メトロ : 7番線Pont Marie

by junko on 2008-02-05 [普段着のレストラン]

 

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『「古き友人」のアットホームな食空間 Mon Vieil Ami』へのコメント2件

  1. ウウ…思わずツバが湧いてしまいます!
    4月はどんな食材でしょうかね。むふふ♪

    コメント by 母 すみこ - 2008-02-06 @ 12:26 pm

  2. *母すみこ様
    そうなんです!冬は美味しい食材が一杯でガツンとパンチの利いた料理に早変わり。ワインが進みそうでしょ?4月はお野菜なんかが美味しそうですね。今から何を食べるか色々考えておいてくださいね!

    コメント by junko - 2008-02-07 @ 12:06 am