おじいちゃんとおばあちゃんの想いを受け継ぐエピスリー Maison ANDRAUD
バスチーユ広場のすぐ側、カフェやバーなどが立ち並ぶ賑やかなロケット通り(rue de la roquette)のすぐ入口にクラッシックアンティークな内装が目をひくエピスリーがあります。
店頭のショーケースには上品に並べられたチョコレート、フランスの伝統を代表するべく各地方から選りすぐった伝統菓子、ボンボン(飴)、サブレ、数えきれぬ程の紅茶が棚にびっしりと並べられています。中央に大きなカウンターを配置した店内は昔の面影をなんとなく残す雰囲気。
それもそのはず、こちらのお店は100年以上も続く老舗のエピスリー。お店を切り盛りしているのは笑顔がチャーミングなウェルレ・セシルさん(Werle Cécile)。創業は1903年。初代は彼女のおじいちゃんだったのだそうです。おばあちゃんとお二人で長い間このエピスリーを経営され、その後家族によって受け継がれ、セシルさんが現在4代目なのだそう。1992~95年、そして2000~08年間の11年間を彼女が引き継いでおられるのだとか。
店内奥の紅茶の素晴らしさ。「フランス産の質高きもの」がこちらのブティックのスピリット。紅茶はDamman社のものが多くを占めています。中には紅茶のジュレ(Gelee du the 5.9ユーロ)があり、ダージリン、ジャスミン、ロシアティー味なども揃っています。あまり街角では見ない綺麗なアンティークの中国茶缶が使われていたので尋ねてみると、なんとそれは当時おばあちゃんのコレクションだったものなんだそう!あまりに綺麗な状態だったので驚きました。100年の時を超え、今も香り高き茶葉を大切に保管してくれているのです。おばあちゃんの温もりですね。
お店の入口側には昔懐かしボンボン瓶が並びアンティーク感たっぷり。“かつて昔の飴”と名付けられた可愛らしいこのシリーズは「ボンボン・ダンルタン(Bonbons dans le temps)」。小さなピラミッド形の切飴はカラフルな色合いがとってもフランスらしい。その名もベルランゴ(Berlingots)。ナンシーの名産ベルガモット味のボンボン、トゥールーズ名産のヴィオレ(バイオレット)味や、赤色がキュートなコクリコ味、ミエル味(各種100g~)など。又、古いフランスの飴・ベティーズ(Bétises 4.5ユーロ/150g)も発見。歴史を感じます。又、包みのデザインが可愛いボンボンの老舗・バナニエール社(Bananier)の商品もあり、中でもブルターニュ・ゲランド産の塩バターキャラメルも。とってもソフトで味が濃く1つ2つと手が伸びる美味しさ!チョコレートは名店のシャポン(Chapon)、ミッシェル・クリュイゼル(Michel Cluizel)、ヴェイス(Weisse)の商品を取り扱っておられます。小分け包装されていたりとお土産にはぴったり。中でもエッフェル塔のチョコレート(3.9ユーロ/個)は食べるのがもったいないくらい!
又、コンフィチュールはフランスを代表するピエラル社(Pieral)のシリーズがずらり。種類も沢山揃っているので少しずつここに通って色んな味を楽みたいもの。又、コンフィチュールの一環としてチャツネもおいておられました。マンゴー、オニオン、ポワブロン。おやつばかりでなくお料理のこともちょっぴり考えたいものです。
そしてドフィネ地方の銘菓、ガトー・ドフィノワーズ(Gâteaux dauphinois)を発見。名産のくるみ味がクラッシックですが、他にもフランボワーズやシトロン、ミルティーユなどのコンフィチュールがたっぷりつまったものも美味。
他にもギモーブ、ヌガー、パン・デピス、ノネット、サブレ、カルト・カール、プラリネ、パート・ド・フリュイなどなど、おやつのお楽しみが一杯。
何よりも店内の雰囲気がとてもクラッシックで落ち着きがあり、今日のおやつのお楽しみをゆっくりと一つ二つ丁寧に選びたくなる、そんなぬくもりを感じるお店です。是非、お気に入りのものを見つけ、合わせて紅茶も選んでみてはいかがでしょう?
Maison ANDRAUD【メゾン・アンドロー】
12 rue de la roquette 75011 Paris
Tel : 01 47 00 59 07
営業時間 : 10:30~19:00
定休日 : 日・月
注)7月12日~9月4日まではヴァカンス休暇の予定
メトロ : 1、5、8番線 Bastille
by junko on 2008-07-08 [スイーツの都]
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