カフェで過ごす読書の秋 Les éditeurs
サンジェルマン・デ・プレ広場に向かう途中のオデオン広場。学生街にも程近いこの辺り、文学者が多い街としても有名です。映画館や本屋さん、文房具屋さんがひしめくこの界隈にピッタリなカフェ、『Les éditeurs レ・ゼディトゥール』があります。広場から大きく斜めに道が別れるその手前に道路沿いにずらりと構える横並びの椅子。みんなが正面を向いてカフェをしている姿は妙にインパクトがあります。ちょっとしたお食事にも定評のあるこちらでは、お昼時にはこの正面席はびっしりと満席に。
「出版者」を意味する店名。その名のごとく、こちらのカフェでは店内に5000冊以上に及ぶ書籍が本棚にビッシリと用意されています。勿論どの本も自由に閲覧可能。まるで図書館のような、それでいてシックな店内はほっこり落ちつける、正にそんなスペースなんです。
ずらり並んでお喋りを楽しむ入口席を奥に進むと、ゆったりとしたソファ席が。その壁側に本がお出迎え。種類は様々。小説に歴史書、イラスト画や中には漫画などもあります。日頃本屋さんではなかなか買おうとは思わないような本を何気に手にしてみると、「今度挑戦してみようかな?」なんて思ってしまうのも、本を読みたくさせるこのカフェの雰囲気のお蔭ならでは?
中には常連のお客さんもおられ、いつもの場所から本を探して自分の席でじっくり堪能する女性。自分の本を持ってきて、ゆっくりとカフェを楽しむ学生さん。持参のクロスワードパズルに熱中しながらビールにコーヒーを追加するおばあちゃん。本をパラパラめくりながら、サクッとステーキをたいらげ去って行く男性。過ごし方は様々です。1Fの奥席はどの椅子もソファに合わせた低めの高さのプチソファ椅子。長時間ゆっくり過ごすには最適なフィット感です。
店内は200席におよぶ広いスペース。階段を上ると2階フロアもあって文学者の一部屋を大きくしたような上品な空間。静かに時を過ごしたい方にはオススメではないでしょうか。
この日は何となく目についた本を数冊楽しみながらカフェ(2.7ユーロ)をオーダー。いつものカフェとはまたちょっと違った味を楽しめてしまうのも不思議。あまりに寛げるので更にアイスクリーム(8.5ユーロ)も注文。アイスクリームとソルベのリストの中から好きな味を3種選ぶ事ができます。塩味風味のミルクジャム味、パン・デピスのアイスにマンダリンのソルベをチョイス。カフェとはいえど、レストランも兼ねているので、デザートもしっかりしたものが出てくるのも嬉しいですね。
土日にはブランチメニュー(25.5ユーロ)も登場し、フレッシュフルーツやお野菜たっぷりなみずみずしいメニューが女性には大人気。ワンプレートにタップリのってあれこれ楽しめるこのメニューも見逃せません。その他にも単品でのお食事、チーズやワイン・シャンパンのリストも豊富。お紅茶はマリアージュ・フレールのものがいただけます。
店内に飾られた大きな大きな時計がゆっくりと時を刻む文学カフェ。
読書の秋、沢山の本に囲まれて美味しいカフェを、又ワイン片手に読書に耽ってみるのもいいですね。
Café Les éditeurs【カフェ・レ・ゼディトゥール】
4 carrefour de l’Odéon 75006 Paris
Tel : 01 43 26 67 76
fax : 01 46 34 58 30
メトロ : 4・10番線 Odéon
営業 : 08:00 – 02:00 (ランチタイム 12:00 – 14:00)
定休日 : なし
http://www.lesediteurs.fr/
by junko on 2007-09-27 [本日のカフェ]
この記事に対してコメント、またはトラックバックを送信できます。
トラックバックURL : http://www.hayakoo.com/les_editeurs/trackback/




















コメント