フランス国内の伝統的ボンボンが 勢ぞろい Les Bonbons

以前このサイトでもご紹介したことのあるパリ6区、メトロ ヴァヴァン駅近くのキャンディー屋さん「レ・ボンボン( Les Bonbons)」。マダム・ボンボンの愛称で近所の人々から親しまれていたブロンデールさんだったが定年の為、昨年お店を閉店。

そのままの名を引き継いで、今度のパトロン セシリア・エルマベシエール(Cécilia HERMABESSIER)さんが、昨年11月に新しい「レ・ボンボン」をオープンさせている。パリは広いようで案外狭いと言うべきかもしれない。何と、このセシリアさん、既にこのhayakooでも度々ご紹介している「ラ・ヴィエイユ・フランス」のパトロン・シェフ オリヴィエさんの妹さんだったのである。

この3代続くパテシエ・ファミリーに生まれたセシリアさん。もちろん、彼女も本来はパテシエなのだろう!と疑う事も無く質問を投げかけてみると、「以前は、宝石職人だったの。美しい石に惹かれて、ベルギーまで勉強にも行ったわ。でも、小さい頃からずーっとお菓子の中で育ったでしょ。いつも甘い物には興味があったのよ。」とウインク。
実は、最近(ここをオープンさせる前の1999~2009年)までは、サン・ルイ島で「Bleu Dans L’Ile」というコンフィズリーを開いていたそうでもある。

店内は、やはりそれ程広くはないのだが、そこには所狭しとフランス中の伝統的な美味しいボンボンや、お菓子が並べられている。パトロンの交代により、取り扱われる商品も多少は変わった様子。しかし、店内は相変わらず、赤、緑、黄色、オレンジ色・・・・・といったあらゆる色取り取りのボンボンで散りばめられ、まさにお菓子の部屋といった感じ。ここに足を踏み入れたら、心がウキウキとしてこない人はいないはずである。
それでは、新しいマダム・ボンボンにお薦めの商品を紹介していただこう。

まずは、「パスティーユ・ア・ロー・ドゥ・ルルド(Pastilles à l’Eau de Lourdes) 2,50ユーロ/100g」。軽いミント味の爽やかなボンボンは、”難病をも治す”と言われている奇跡の水のルルド産。1粒、1粒に、マリア様の姿が描かれており、口にすると、何となく膏薬的効果もありそうな気がしてきたり。。。(あくまでも、ボンボンですので。)写真の容器入りは、40g入りで4,50ユーロ。
「ドミノ・スーパー・ヌガー(Dominos Super Nougat)Montélimar」は、口にするとファ~と溶けていく感の、軽い口ざわりのヌガー。手軽に、ポンと口に放り込めるサイズ(ドミノサイズ)なのがいい。金色の包み紙も、結構スタイリッシュ。5つのドミノがセットで、2,90ユーロ。大缶入りは、19,50ユーロ。

次は、「ネギュス(Négus)と、ヌガティーン・ドゥ・ネヴェール(Nougatine de Nevers)Bourgogne 7ユーロ/100g」。この緑の缶のネギュスは、ご存知の方も多いだろう。チョコレート風味、カフェ風味、それぞれのキャラメルを煮詰めた砂糖液でコーティングした味わいのあるボンボン。缶のデザインも含め、私も大好きなボンボンの1つである。そして、今回、初めて知ったのだが、実はオレンジの缶も存在していたのであった。こちらは、楕円状のヌガティーンに薄く糖衣を施したもの。中から出てくるナッツのかけらと、ヌガティーンの風味はなかなか癖になりそうな味。グラム売りなので、そのまま袋に入れてもらっても買えるが、缶入りがお望みなら、その場で希望サイズの缶に入れてくれるのである。もちろん、缶入りで買うとその分高くはなるが、それでもネギュスの缶は捨てがたい。ミニ缶(容量50g可) 4,50ユーロ、中缶(容量150g可)7ユーロ。(ボンボン代金は、別。)

そして、こちらも皆さんには何度もご紹介している「シュクル・ドルジュ(Sucre d’Orge)Moret sur Loing」。1638年から、モレのノートルダム救済会の修道女たちにより作り続けられた大麦から作る自然のボンボン。黄金に輝く小さな1粒は、口の中を優しい甘さで満たしてくれる。ミニ缶 5ユーロ、大缶(200g入り) 14,50ユーロ。
「ヴェリタブル・プレリネ(Véritables Pralinés)Mazet de Montargis 3,90ユーロ/100g」に付いても、皆さんは既にご存知だろう。こちらの会社も創業は古く、ルイ13世の時代。豪華絢爛なパッケージのデザインには、いつも目を見張ってしまう程。ミニ缶入り 5ユーロ、中缶入り(125g)13,50ユーロ~。箱入りは、9,50ユーロ(100g)~。

また、こちらの会社も創業1902年と古い「レ・リゴレット・ナンテーズ(Les Rigolettes Nantaises)Nantes」。フルーツの果汁の周りに、煮詰めた砂糖をからめたジューシーなボンボンで、パイン、レモン、カシス、フランボワーズ、マンダリンの5種類が作り続けられている。中缶入り 13ユーロ~。

その他、結婚式や、お祝い事に欠かせない「ドラジェ・デゥ・ヴェルドン(Dragées de Verdun) ミニ缶入り(65g)7,8ユーロ」や、ベルガモットが仄かに香る黄金の1粒「ベルガモット・ドゥ・ナンシー(Bergamotes de Nancy) 缶入り13,50ユーロ」、おばあちゃんマークの「レ・ベテーズ・ドゥ・カンブレ(Les Bétises de Cambrai) 中サイズ缶入り(75g) 5ユーロ」など、オリジナルな美しいデザイン缶に詰められたものが見つかる。

左側の壁面にズラ~と並ぶ、大きなガラス瓶に入れられたボンボンは約50種類。
色取り取りのストライプキャンディー「フロフロ(Froufrou)4,20ユーロ/100g」や、緑色の「ヴェルヴェン(Verveine)2,70ユーロ/100g」、コリコリとした食感が楽しめる「パーヴェ・フリュイテ(Pavés Feuilletés) 3,90ユーロ/100g」、又、木苺のような可愛らしい「フレジエット・リカー(Fraisettes Liqueur) 3,90ユーロ/100g」など。

レ・ボンボンのボンボン

ヴァニラ、ローズ、ベルガマット、ココリコなど8種類の味が揃う「ギモーヴ(Guimauves)Rochelle」も人気商品。ロッシェ地方の職人さんから取り寄せるここのギモーヴは、他のものに比べ柔らかく、しっとりとしているそうである。

キプロンのキャラメルシリーズも人気だそうで、「クレーム・ドゥ・サリドー(Crème de Salidou)Quiberon 4,80ユーロ」、「マキシー・サリドー(Maxi Salidou) 1,90ユーロ」、「レ・サリドー(le Salidou) 3,50ユーロ/100g」が揃っている。何と、毎日「マキシー・サリドー」を1枚つ‘つ購入していく女性客もいるのである。

最後に「パヴェ・ジャンドゥーヤ(Pavé Giandujas)Italy 7ユーロ/100g」。こちらも、わざわざ、これを買いにやってくる高齢のマダムがいらっしゃる程。ノワゼットのプラリネを使用した、本当にコクのあるチョコレートである。

その他、ナチュラル素材使用の「サブレ・ドゥ・ナンセイ(Sablés de Nancay)1袋 5,70ユーロ」や、「パン・デピス(Pain d’épices Mulot &Petit jean)Dijon 4,50ユーロ」など、これ以上挙げていくときりが無い。

セシリアさんに商品の説明をしていただいている間も、次々と常連さん達が思い思いの物を買い求めにやって来る。
たとえ、それが1粒や1個であっても、セシリアさんの笑顔は変わらない。まさに”下町の駄菓子屋さん”といった感じの庶民的な雰囲気で、大人も子供も気軽に入れるところがいい。
日本へのお土産に喜ばれそうなボンボン類も沢山見つかるので、もしモンパルナス附近まで来られたなら、是非足を運んでみてほしい。

Les Bonbons【レ・ボンボン】
6 rue Bréa 75006 Paris
メトロ : 4番線 Vavin
Tel : 01 43 26 21 15
営業時間 : 火曜~土曜日10時30分~19時30分
定休日 : 日曜、月曜日、祝日

by chiharu on 2010-02-04 [スイーツの都]

 

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