老舗を受け継いだ小さなクレープリー Crêperie Le Petit Josselin
ブルターニュ地方への電車が発着するモンパルナス駅の側にある、ご存知クレープリー・ジョスラン。
皆さん1度は耳にした事があるのではないでしょうか?
ブルターニュ出身の元気なお母さんが朝から大量のクレープ生地を仕込む事から始まる本店ジョスラン。バターの香りが店内を満たす活気あるクレープリー。
そのすぐ隣にプティ・ジョスランがあるのをご存知でしょうか?勿論こちらもジョスランと同じお店。切盛するのは、小さな頃から元祖ジョスラン母さんに可愛がってもらっていたという、知人のフランシスさん。彼の担当はもっぱらガレット・サラザン(そば粉のクレープ)。甘いクレープは奥さんの方が上手に焼くし、彼女が仕込む生地は完璧、と紳士なお言葉。
クレープのノウハウを全て本店母さんから学んだ、奥さんのエレナさん。一枚一枚丁寧に、それでいて素早い作業は圧巻。そもそもジョスランの美味しさの秘密は生地の作り方と焼き方のテクニック。ブルターニュから取寄せる粉、長年の勘が培った生地の滑らかさ。薄く焼く為にはどれ位の濃度がベストか、手が覚えているそう。
甘いクレープは薄~い生地を二つ折りにしたものを2枚重ねて、更にたっぷりのバターで焼いてサーブ。自家製ショコラクリームやリンゴのコンポート、そしてブルターニュ産・キャラメルクリームも美味。
ガレットは通常ブルターニュでは正方形に周りを折りたたむ形が一般的だが、こちらでは扇形の二つ折りの形。中にもう一枚薄い生地を重ねて畳む事で厚みのある生地は乾燥せず、中はシットリ、外がパリッと焼けて食感がいいそう。
ややこしい組み合わせの食材は考えず、シンプルで素直に美味しいものを作り続けたいと、定番メニューが並ぶカウンター。平日はプラ・ド・ジュールも用意。連日お客さんが絶えません。勿論ブルターニュ産のシードルもキメ細かな発砲と柔らかい甘さがホントに美味しい。
店内は本店ほど広くはありませんが、ブルターニュ半島先端にあるキャンペール市の伝統ある陶器、カンペール焼で飾られた店内はブルターニュそのもの。バターがジュワっと音をたてる入口のクレープ台では、積み上げられたカンペールのお皿をドンと前に、山盛りバターをざっくり取って手際良く焼き上げるお二人の姿は何とも頼もしい。とにかくクレープ食べて行きなさい、といつも笑顔で迎えてくれるアットホームなプティ・ジョスラン。本店より比較的静かで、ゆっくりクレープを楽しめるクレープ屋さん。
Crêperie Le Petit Josselin
【クレープリー・ル・プティ・ジョスラン】
59, rue du Montparnasse 75014 Paris
TEL : 01 43 22 91 81
営業時間 : 11:30〜15:00、18:30〜23:00 / 金・土18:00〜23:30
定休日 : 日
メトロ : 6番線Edgar-Quinet / 4、6、12、13番線Montparnasse Bienvenue
http://www.lepetitjosselin.com/
by junko on 2006-11-28 [普段着のレストラン]
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