気軽なビストロ雰囲気で頂くバスク料理 Le Troquet

気軽なビストロ雰囲気で頂くバスク料理 Le Troquetピーマン・エスプレットの色褪せた渋い赤、バスク布を配置したテーブル。店先ではソーシッソンをつまみながらアペリティフを始めているテラス席。店内は木のぬくもりとバスクカラーの赤がいい雰囲気に配色されている。フランス南西地方のバスク料理、ピレネー・アトランティック近辺の食材をふんだんに使用しクラッシックな伝統料理に現代のアレンジをひねらせた、見るにも楽しいお皿を披露してくれるのがル・トロケ。シェフはクリスチャン・エシュベスト氏(Christian Etchebest)。お料理上手なバスク出身の母親と家禽肉類を扱う仕事をしていた父親に育った彼は、より新鮮である食材のこと、口が感じる美味しいものへの感覚を小さな頃から身についていたのでしょう。彼の手にかかれば素材を存分に活かしたお皿に早変わり。

イワシのポワレ・ピキロスのマリネ添え(ピキロスとはピーマンの種類)ビストロらしく黒板にずらり書かれた手書きメニュー。ちょっと読みづらいけれどこれもビストロならでは。お昼のメニューは26ユーロと30ユーロ(*下記参照)。夜のメニューは32ユーロ(ものによってプラス料金あり)と42ユーロのデギュスタスィオンムニュ。

この日は32ユーロのコースをチョイス。まずは前菜に「イワシのポワレ・ピキロスのマリネ添え(ピキロスとはピーマンの種類)」、しっとりと火が入ったイワシは皮目はパリッ、中はふっくら。脂ののった身にオリーブの酸味、ピキロスの甘味が優しく調和した食べ応えのある前菜。

じゃがいもとグリーンピースのヴィシソワーズもう一品は「じゃがいもとグリーンピースのヴィシソワーズ」。スープ壺でサーブされお好きなだけ、のスタイル。旬ならではのプチ・ポワは甘く、ベーコンの塩分とバランスをとっています。中にはアーモンドダイスが入っていて食感も。ピーマン・エスプレットをパラリかけていただきます。

メインは何といっても「ピレネー産・乳飲み仔羊・チョリゾーのソース」仔羊はとっても柔らかく臭みも感じないピュアな味。チョリゾーソースといってピリピリ辛いわけではありません。お肉の脂と絡まってさっぱりといただけてしまう、そんな感じです。

もう一品は「伝統バスク・クロダラのスペイン風」。これまたしっとりした身がほっこりと口で香りを放つ一品。オリーブオイルが効いたソースはじっくり火を入れられ酸味が甘みに変わったトマトと絡まりジューシー。ここでもエスプレットの粉がアクセント。

ピレネー産・乳飲み仔羊・チョリゾーのソース 伝統バスク・クロダラのスペイン風

最後のデセールはバスクならでは、「スリーズのコンポート・フロマージュブランのソルべ」ほんのり温められたスリーズは予想以上にたっぷり。香ばしいチュイールの上にはさっぱりしたソルべが口直しに最適。実がぷっくりしたスリーズを堪能。

もう一品は「リ・オ・レ」。こちらは思っていたよりもさっぱりなリ・オ・レ。濃厚生クリーム!というよりはさっぱり牛乳風?のような感じ。バニラの風味もしっかりあってとてもミルキーな味わい。その他にも「バニラのスフレ、スリーズ・ノアールのコンフィチュール添え」や名物「ブルビのフロマージュ、スリーズ・ノアール添え」などバスクを代表するものもあります。

スリーズのコンポート・フロマージュブランのソルべ リ・オ・レ

最初から最後まで目にも口にも楽しめるビストロ。前菜には可愛い木の豚型まな板でいただくソーセージの盛り合わせなんかもあるので、アペリティフを楽しみたい方は是非お勧め。肩の力を落として思いっきり食べ、思いっきりおしゃべりしながら頂ける、そんなアットホームなバスクビストロ。ご予約はお早めに。

Le Troquet【ル・トロケ】
21 rue Francois Bonvin 75015 Paris 
Tel : 01 44 66 89 00
営業時間 : 12:00~14:00 / 19 :30~23 :00
定休日 : 日・月 (8月に3週間)
メトロ : 12番線Volontaires / 6番線Sevres Lecourbe
*ムニュ 昼 26ユーロ(前菜+メイン 又は メイン+デセール)
       30ユーロ(前菜+メイン+デセール)
     夜 32ユーロ(前菜+メイン+デセール)
      42ユーロ(6品のデギュスタスィオン)
   *ものによってプラス料金がかかりますのでご注意下さい。

by junko on 2008-07-10 [普段着のレストラン]
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