配慮の行き届いた料理とサービスを良心的なお値段で!Le Pamphlet
パリ3区。車の行きかう大通りをひょっこと折れると、そこにはまだまだ昔らしいパリが見つかる。
そんな所にあるのが、この淡いグレーでまとめられた落ち着いた外観の「ル・パンフレ(Le Pamphlet)」。
照明が落とされた店内は、それぞれのテーブル間にも充分に余裕が持たせてある。薄いグレーのテーブルクロスに、赤い椅子。壁に掛かる闘牛の絵は、自ずからフランス南西地方をイメージさせるかのようでもあり、この様に落ち着いた雰囲気の中で、シェフ アラン・キャレール(Alain Carrere)の料理を楽しむ事が出来る。
メニューは、35ユーロのコースと、65ユーロのデギュスタシオンコース、そしてアラカルトから。(昼、夜同メニュー)
迷う事なく、35ユーロのコース(アントレ、メイン、デザートをそれぞれ3種類の中からチョイス)をとる事にした。
アペリティフを頼むと、一口サイズのグリエされたパンと、パテが運ばれてくるのだが、これがなかなかイケル !
これらをいただきながら、メニューを選んでいく。
オーダーが終わると、思いがけずサービスされるのがアミューズ・ブッシュ。
グラスに入れられた「トマトのガスパッチョ(Gazpacho aux Tomates)」は、さつま揚げのような団子付き。
ピリっとスパイスの効いたガスパッチョは、この黒いストローでいただくわけである。
そして、アントレ。
私が選んだのは、「自家製マスの燻製のクラブサンドウィッチ・アラン・キャレール風(Ma Version d’un Club Sandwich à la Truite de mes mi-fumée maison)」。
トマト、サラダ、マスの燻製が挟まった三角サンドウィッチが3切れに、こんがりと揚がった細めのポテトが載せられている。
添えられたソース(とんかつソースのような風味)と、サンドとの相性もバッチリ !
メインには、「骨付き鴨のロティ・ポレンタ・カブとラディッシュのオリーヴソース添え(Itrail Canard Fermier Roti a l’os ,
Polenta Crémeuse, Navets et Radis au jus d’Olives)」を取る。
しっかり味の染み込んだロゼ色の鴨は、骨付きなのが決めて ! ジューシーさと、香ばしさが交じり合う絶品となっている。 また、その下に敷かれているポレンタは、ふんだんにクリームが使われており、中に混ぜ込まれたナッツの感触がポイントである。
メインの皿が退かれると・・・・・・・・。
思いがけないサービス第2弾目。
可愛らしいプチフール(一口サイズのフィナンシエと、ナッツチョコ)が運ばれてきた。
そしてデザート。「プチシューのヴァニラアイス詰め・イチゴとフランボワーズ・赤ワインソース添え(Petits Chous Fourres d’Une Glace Vanille,Fraises et Framboises en Chabrot)」を選んでみる。
こちらは、見た目にも可愛らしい一皿。プチシューの中に詰められたヴァニラアイスは、こくがあって本当に美味しいものだった。
ゆったりと気持ちの良い食事が出来た事に大満足。加えて、サービスの女性達の手際良く、感じ良く、細かいところに気が効く、キメの細かいサービスには拍手喝采を送っても良いと思うほど。
美味しい料理と、気持ちの良いサービス。これだけ揃って35ユーロは安すぎるんじゃない!?
Le Pamphlet【ル・パンフレ】
38, rue Debelleyme 75003 Paris
メトロ : 8番線Filles du Calvaire
Tel : 01 42 72 39 24
営業時間 : 12時~14時30分、19時30分~23時
定休日 : 土曜の昼、日曜、月曜の昼
by chiharu on 2008-07-16 [普段着のレストラン]
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