おとぎ話の世界を実現 Le monde merveilleux de Sophie

おとぎ話の世界を実現 Le monde merveilleux de Sophie小さな頃、おとぎ話や寓話が大好きで絵本を広げては空想のお友達を作っていた。
「赤ずきんちゃん Le Petit Chaperon Rouge」、「マッチ売りの少女 La Marchande d’Allumettes」、「捲き毛のリケ Riquet a la Houppe」に「長靴をはいた猫 Chat Botte」、「パンデピス坊や Le Bonhomme de Pain d’Epice」。グリム童話やアンデルセン、シャルル・ペローの絵本を読んでは童話の中に入り込み、登場人物と遊ぶかの様に過ごしたという幼少時代を今も鮮明に記憶しているという。

おとぎ話の世界を実現 Le monde merveilleux de Sophie彼女の名前はソフィ・ベルガー(Sophie BERGART)さん。
3人の可愛い子供達の母親でもある彼女、毎晩彼らに絵本を読んであげながらそんな幼き自分を重ね合わせ、その魅力を今も忘れられないでいる。40歳になった頃、子供達に本を読みながらふと思った事。「私が知っている夢に溢れるおとぎ話の世界の楽しさ、自分が知っている素敵な感情を今この時代のこの子達に伝えられたら、実現できたら…。今尚自分も夢を追い、夢を作り与えられる人になれたら…。」 そう願って2007年9月、このお店がオープンしました。

おとぎ話の世界を実現 Le monde merveilleux de Sophieゲランやクラランス、ランカスターなどを手がけるコスメ・香水で有名なLuxeグループで18年間、香水の調合に携わる仕事をしておられたソフィさん。そこで身につけた香りという空想を表現するという感性。長い勤務を終え退社し、そして今度は自分の表現する世界を形にしたいと第二の人生をスタートさせました。何といっても長年の経験で培った香りのこと。ソフィさんは迷わず子供用の香水をプロデュース。

女の子用には「Le bal des fees 妖精達の舞踏会」ローズ、ジャスミン、柑橘系の香り、男の子用には「 La ronde des elfes エルフ達(北欧神話の空気・火・地の精)のロンド」 パン・デピス(シナモンとバニラ)とラベンダーの香り(各45ユーロ/100ml)。男の子には樹木の香りを混ぜパパのような男性らしさを、女の子はオレンジやレモン、ベルガモットを混ぜママのような優しいフローラルな香りに。どちらもノンアルコール。心を穏やかに落ち着かせる沈静作用の効果があるのでおやすみ前に枕元にそっと吹くといいのだそう。

おとぎ話の世界を実現 Le monde merveilleux de Sophieどちらもソフィさんがイメージした伝説上のお話をモチーフに考案。箱も想像を再現したデザイン。香りを作るに当たってイメージしたおとぎ話、子供達を思って丁寧に考えたのだとか。それは正に「おとぎの国のお水」。お話はこんな風に…。

ある遠い街に「ソフィの素晴らしい世界 monde merveilleux de Sophie」という森がありました。

木々の真ん中に小さな小川が流れていましたが何だか汚れていて森全体が病気にかかっているかのよう。動物達はそんな汚れたお水を飲む事もできなければ、何かを洗う事もできません。
ある日、小鳥達がエルフと妖精の王妃にこの事を告げ、みんなで不思議の水薬を作ることに。

さぁ森は大騒ぎ。妖精達はバラや、果物、不思議なお花を摘んだり、オレンジの花のお水や紅茶の葉っぱも集めました。

おとぎ話の世界を実現 Le monde merveilleux de Sophieエルフは大きなお鍋を用意すると、それら全てを入れ、パン・デピスのカネル(シナモン)とバニラの粉を合せて水薬を作り始めました。そして最後にヒマラヤ杉の木を一つまみ加え、コトコト煮込んでいると…。なんと水薬はくるくると回り始め、勢いよく湧き出てしまったのです。

妖精達もエルフ達も、みんなくるくる回りながらダンスを始めます。そして森は大きな喜びの渦と共に美しく変化したのでした…。

「妖精達の舞踏会」・「エルフ達のロンド(輪舞)」。

これがソフィさんが作られた香りの原点。何て夢があるのでしょう!
お会いしたその瞬間に惹き付けられた彼女の眼は本当にキラキラ輝いていて、優しく優しく説明して下さいました。まるで絵本を読んでいる少女のような眼差しです。

おとぎ話の世界を実現 Le monde merveilleux de Sophieおとぎの水がふんわり香る店内。まるで本当に夢の世界にいるかの様な可愛いらしいものがあちこちに展示されており、どこから見ようか迷ってしまいます。お店には0~8歳までを対象にした子供服、全てソフィさんのデザインです。アンティークなレースやボタンをあしらったもの、個性的な魅力を放つロンパースやよだれかけ、どれも丁寧に手縫いされた心のこもったものばかり。リバティ社の生地を使ったレインコートと帽子のセットも抜群に可愛らしい。雨が降らないか待ってしまいそう。どれも品質に拘り、丁寧に作り上げる事をモットーにしたというソフィさん。子供達への想いが伝わるものばかり。

新生児対象の肌着や布団、靴やちょっとしたドレスにカバンなんかもどれもキュート。又手塗りの家具や雑貨も豊富。乳歯入れの木箱(6ユーロ)、文房具では子供用の可愛らしい糊(3.8ユーロ)、クレヨンセット、ノート、計算表、お誕生日カード(5ユーロ~)もオリジナルで私達も欲しい位。とにかく飽きない店内なのです。

おとぎ話の世界を実現 Le monde merveilleux de Sophieそしてフロアのすぐ横はサロン・ド・テ。おとぎの国でベランダに座っているかのように、と設定された壁のフレスコ画は正に夢の世界を演出。メニューは絵本をそのまま使用していて大人もロマンティックな気分に浸れてしまいます。サロンには大きな棚に子供達を魅了するお菓子がいっぱい。この店のテーマでもあるパン・デピス(4ユーロ)は職人さん手作りのリッチなもの。フランスの子供用の駄菓子あめ「ルドゥドゥ roudoudou(1ユーロ/個)」はカップの中のグミをぺろぺろなめて。マドレーヌ(2ユーロ/小3個、3ユーロ/大1個)もあります。サロンのメニューもこれ又可愛らしく、「三匹の子ブタのジュース(3.5ユーロ)」や「妖精たちのバイオレットシロップジュース(3.5ユーロ)」、「赤ずきんちゃんの紅茶(5.2ユーロ)」などなど、ついつい見入ってしまいます。

おとぎ話の世界を実現 Le monde merveilleux de Sophieそしてお楽しみはまだまだ。
地下には小さなスペクタクル劇場があり、毎日17h~(火ー土 30分公演)プロの道化師達によるお話やスペクタクルが繰り広げられます。大人も子供も一人8ユーロ。おやつ付。一面黒板になった部屋の壁は、スペクタクル終了後、お絵描きタイムになるのだとか。子供が喜ぶ楽しい時間を思いっきり再現しているんです。

まるで子供の様にピュアなソフィさんの夢が詰まったおとぎの国の様なブティック。是非遊びに出かけてみて下さい。何よりも彼女のきらきらした眼に出会えば、絵本の世界に飛び込んだ気分になりますよ。

Le monde merveilleux de Sophie【ル・モンド・メルヴェイユー・ドゥ・ソフィ】
61 avenue Niel / 33 rue Pierre Demours 75017 Paris
Tel&Fax : 01 41 66 03 46
営業時間 : 10:30~19:00
定休日 : 日
メトロ : 3番線 Pereire
http://www.lemondemerveilleuxdesophie.fr

スペクタクル(30分公演)
公演時間 : 火~土 17:00~
料金 : 8ユーロ(一人)3~10歳対象 *おやつ付
予約Tel : 01 47 66 03 46

by junko on 2008-03-18 [雑貨大好き]
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