食卓を彩るダマスク織のテーブルリネン Le Jacquard Français

ル・ジャカール・フランセ秋も深まればコックリとした色の花を飾り、テーブルクロスなんかもシックな色に変えてコーディネイトしたいもの。

フランスを代表するべくテーブルリネンの老舗ブランド「ル・ジャカール・フランセLe Jacquard Français」。ノエルも近づく頃になると、サロンの演出に敏感なマダム達を釘づけにします。

ル・ジャカール・フランセ1871年にナタン・レヴィ氏(Nathan Levy)により創設された当初は無地のナフキンやテーブルクロスなど、主にホテルやレストランなどの業務向けに作られていました。その後、1968年に外食産業向清掃リネン・製紙総合メーカー、エリス(elis)を子会社に吸収し、一気にその活動と販売を拡張。1978年には女性スタイリスト、プリムローズ・ボルディエ(Primrose Bordier)を専属デザイナーに迎え、カラーとデザインをコラボレーションさせた美しいリネンの数々を世に送り出しています。
1区にあるマドレーヌ店に次ぎこの2008年5月に、6区サンジェルマンデ・プレに2号店がオープンしました。本社織物工場はフランス北東部、ヴォージュ県(Vosges)の小さな町ジェラルメ(Gerardmer)。アルザスに程近いこの地は水がとても綺麗なことから、織物製造にとても重要な環境を備えています。製品は全て麻と綿のみ。工程はすべて*ジャカール織り(英語ではジャカードと発音)、つまりダマスク織りで織りあげらた高品質なものばかりなのです。

ル・ジャカール・フランセのラポニ(*ジャカールとはジョセフ・マリー・ジャカールJoseph Marie Jacquard 1752-1834仏が発明した織物機の名前から由来)
その織り方とは、経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸を図柄に従って互いに垂直に織り込みながら摸様を完成されていくもので、生地をまたいで互いの糸が一本ずつ織り重なっていく高度なテクニック。(HP上の解説図参照)
なので裏も綺麗な模様であるのが素晴らしい。又その技法からもわかるように、織り重なる糸と糸は立体感のある模様となり、同時に生地自体もしっかり丈夫なものになります。繊細な織り込みは素晴らしい光沢を放ち、艶のある発色に仕上がります。

ル・ジャカール・フランセのマルシャシノワ製品は麻100%、綿100%、麻50%綿50%の混合のものと3種あります。綿はとても細く長い品質の優れたものを厳選している為、丈夫で且つ滑らか、又美しく染色されるのだそう。例えばテーブルクロス、綿100%使用のものは、触ると心地よい素材が肌になじみピンと張っているけれどしっとりした優しい肌触り。麻100%使用のものはテロンとしていて非常にしなやか。テーブルに美しくタラリと一体化し何よりもその光択感が素晴らしい。そして50%ずつのものはちょうど中間位の肌触りで適度に柔らかく、優しいツヤ、表面には綿の触感も感じられ上品な感じ。

専属デザイナー・プリムローズさんのデザインはとても女性らしくエレガントで且つ、散りばめられた模様が全体に色と一体化していること。どのシリーズも特徴があって色のバリエーションも豊富なのがすごい。カラーセレクトも食卓を明るく又シックに、お料理が際立つセンスあるものばかり。作品は全て仲間との共同作品である、と言い続けた今は亡き彼女の思想は受け継がれ、現在もその仲間達が彼女のデザインを引き継いで運営。新しい作品を生み続けています。

ル・ジャカール・フランセのカブキ ル・ジャカール・フランセのフレーズ

ル・ジャカール・フランセコレクションは現在でデザイン入り70モデル、無地20モデル。それぞれに色の展開もあります。何とも豊富な数々はテーブルクロス、テーブルマット、ナフキン、トーション、エプロンなどとアイテムを揃えることのできるシリーズもあります。年に2回(1月と7月)に新作が発表され、又ここ数年からスタートしたノエル用の特別バージョンも年1回で発表されています。2008年用に出されたノエルシリーズは「ラポニー Laponie」。赤色をベースにノエルのデコレーションが施され、周りを銀の糸であしらったシックで豪華な1枚。又、定番モデルで人気があるのは「マルシェ・シノア Marché Chinois」。心地よい色合いに生地周りには中国の市場の様子が描かれた作品。決してアジアっぽくはなくヨーロッパなエレガントさを感じます。又、ロングセラーの「サリ Sari」など。どれも色展開があってがらりとイメージが変わるのも面白い。又最近のものでは「カブキ Kabuki」。カラフルなベースの中に歌舞伎の紋様をイメージした一品。これまた和になりすぎず洋風な雰囲気で仕上がっています。
トーションでは苺のデザインが可愛らしい「フレーズ Fraises」や、エッフェル塔や凱旋門などが入った「Paris」も人気なのだそう。

ル・ジャカール・フランセ作品のコンセプトは色の美しさと豊なバリエーション、世界を旅するような各国の特徴をポイントにエレガントなものに仕上げること、そしてその品質に重点をおくこと。どれを手にとっても心地良く肌になじみ、見ているだけでうっとりする美しさ、使ってみて丈夫で洗濯にもへこたれないこと。保証されたその品質は現在もフランスの様々な場所で使われています。

パリでも有名なクリヨン・ホテル(Hôtel de CRILLON)をはじめ、ジョルジュ・サンク・ホテル(Hôtel George V)、ヴェルサイユ宮殿のトリアノンなど。又販売はギャラリーラファイエットやプランタンなど、あちこちのリネン売り場でも手に取ることができます。

もうすぐ近付くノエル。ここ一番のディナーには是非美しいテーブルリネンで食卓を囲みたいもの。お皿とコーディネイトして楽しむのも素敵。又、プレゼントにもぴったりなフランスならではのセレクトではないでしょうか。何よりもその美しいダマスク織りを手に取って感じて頂きたい。

ル・ジャカール・フランセ ル・ジャカール・フランセ

Le Jacquard Français【ル・ジャカール・フランセ】
53 rue Bonaparte 75006 Paris
Tel : 01 53 10 00 81
Fax : 01 44 41 07 23
営業時間:10:00~19 :00
定休日 : 日
メトロ : 4番線St-Germain-des-prés
http://www.le-jacquard-francais.fr

■マドレーヌ店
12 rue du Chevalier de Saint George( rue Richepanse) 75001 Paris
Tel : 01 42 97 40 49
営業時間:10:00~19 :00
定休日 : 日
メトロ :8、12、14番線Madelaine

■本社織物工場
45 Boulevard Kelsch 88 Gerardmer FRANCE

■ディスカウントブティック
35 rue Charles de Gaulle 88 Gerardmer FRANCE

by junko on 2008-11-23 [雑貨大好き]

 

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