世界の国から厳選エピス Le Comptoir Colonial

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ル・コントワール・コロニアルの外観パリ18区、ルピック通り(rue Lepic)は、カフェや、レストラン、八百屋にブーランジェリーなどが軒を並べ、多くの人々が行き交う賑やかな通り。そして近年、この界隈を一躍有名にしてしまった映画アメリー・プーランのカフェ「カフェ・デ・ムーラン2」があるのもこの通りである。
さて、今日皆さんにご紹介するのは、通りを挟んでこのカフェの斜向かいに位置する、創業1971年の「ル・コントワール・コロニアル(Le Comptoir Colonial)」。現在、このショップを任されているアンヌ・ジョージアンヌ(Anne Josiane)は、ここに勤めて36年というマダム。店内には、ヨーロッパはもちろん、世界中から厳選されたエピス類など2000種類以上が所狭しと並べられており、食の専門家や、グルメな人々の興味を多いにそそっている。

それでは、アンヌさんのガイドと共にエピスの旅を始めてみよう!
まず、入ってすぐ右手には、パティスリー用の商品が並ぶ。グリオットのシロップ付け、バニラシュガーや、パット・ダモンド、コーヒー(5.80ユーロ)や、オレンジ(3.80ユーロ))などのアロマ液(フランス産)。バラ水や、オレンジの花水(レバノン産 各3.60ユーロ)、生姜のコンフィー(オーストラリア・タイ産)などが揃っている。

また、色とりどりのシロップ(マルチニック、グアドループ産13.50ユーロ~)は、ミント、マンゴー、ココナッツなど約30種が揃えられており、各種カクテルや、お菓子作りに加えたりと用途は様々。ラム酒に関しては、アンティル諸島からは勿論、モーリス、チリ、ベネズエラなどから取り寄せられており、各国の違いを試してみるのもよいであろう。

その横にズラ~っと並ぶ「ル・コントワール・コロニアル」のレッテル付き胡椒や、塩の種類の多さにも驚かされる。胡椒は、マダガスカル、インドネシア、カルメーン、ペルーなどから厳選されたもの。その下段に並ぶ塩は、オリジナルや、こちらのラボで各種ハーブなどとミックスされたものなど。その中でもお薦めは、赤塩、黒塩(ハワイ産)や、可愛らしい淡ピンクの塩(ヒマラヤ産)だそうである。これらは、出来上がったサラダなどに軽くまぶすだけで、味覚のみならず、視覚的なアクセントにもなる優れ物。
また、珍しいところでは、ピラミッド塩と呼ばれる塩(キプロス島産)。名前の通り、1粒、1粒がピラミッドの形状をしたクリスタルの塩。こちらは、グラム売りで、4.65ユーロ/100gとなっている。

その他、奥まで続く棚には、タプナード、マスタード、イワシの缶詰め、鴨のテリーヌ、ワイン、ジャムなどがフランス産。アペリティフ、パスタソース、ディチェコのパスタ(40種)はイタリアより。カレーソースは、インドや、タイ産。アメリカからは、HPソースなどが並べられている。ちなみに日本からは、しょうゆ、ワサビ、照り焼きソース、寿司のりなどが。

お店の中央には、ありとあらゆるハーブ、エピス類がグラム売りで売られており、必要な分だけ購入出来るので経済的!
例えば、ローズマリー(2.20ユーロ/100g)、アニス(1.52ユーロ/100g)、キャトル・エピス(3.20ユーロ/100g)、パン・デピ(6.50ユーロ/100g)、コロンボ(2.30ユーロ/100g)など。
面白いところでは、フェーヴ・デゥ・トンガ(トンガ豆9ユーロ/100g)。ほんのりと香ばしい香りのする黒い種のような形状をしており、パティスリーや、料理の香り付けのアクセントとして使用するそうだ。また、パプリカなどの並びに置かれているシュヴー・デゥ・ディアブル(悪魔の髪の毛5,50ユーロ/100g)と名付けられた乾燥赤ピーマン、ミュスカデの花マシスなどもちょっと珍しいものではないだろうか。

正面突き当りには、スリランカ、インド、中国などから取り寄せられた85種類のお茶類が整然と並ぶ。お馴染みのものでは、アッサム(3,60ユーロ/100g)、キャラメル(5.50ユーロ/100g)、シナモン(3.60ユーロ/100g)など。種類は少ないが、その横には、コスタリカ、コロンビア、ブラジル産など8種のコーヒー(5,50ユーロ/250g)も。

アンヌさんのお薦めは、レジ横にある量り売りのオリーヴオイル。バジリック (19,75 ユーロ/50ml)、プロヴァンス・AOC (19,75 ユーロ/50ml)など、フランスや、スペイン産の良質オイルはお買い得。専用の空瓶(50ml)を1本2,29ユーロで買い求め、必要な分量を買ってみよう。空容器を持参してもOKだそうだ。
そのすぐ傍には、瓶入りの各種オイルや、ビネガーも置かれていて、人気は、イタリア産MODENAマークのバルザミック酢(16、90ユーロ~)や、MUTTIマークのトマト酢(7ユーロ)、少し高めだが、高品質ARGANIAマークのアルゴンオイル(モロッコ産 小 18 ユーロ)など。

最後に、入り口近くの冷蔵コーナーには、アペリティフと共にちょこっと摘みたい17種のオリーヴ(9,40ユーロ/kg)や、茄子、ペストなど6種のタブナード(33,0ユーロ/kg)が並ぶ。珍しいのは、フランスはジロンド産のキャビア缶(65ユーロ/30g)。こちらは、購入注文が入った時のみ取り寄せる商品だそうである。
この様に一通り、人気の商品を紹介していただいたが、初めて聞いたり、目にするものも多く、改めて「ル・コントワール・コロニアル」の品揃えに驚いてみた次第である。世界各国から集められた選りすぐりのエピス類、料理に興味のある方々には多いに楽しめるお店ではないだろうか。
主なエピスの使い方などに付いては、直接アンヌさんからもアドバイスをいただけるが、こちらのお店のサイトに掲載されている「ルセット」も参考になりそうである。

Le Comptoir Colonial【ル・コントワール・コロニアル】
22 rue Lepic 75018 Paris
メトロ : 2番線 Blanche
Tel : 01 42 58 44 84
営業時間 : 火、水、金、土曜日9時~13時、16時~20時、木曜日16時~20時、日曜日10時~13時
定休日 : 月曜日、12月25日、1月1日
www.lecomptoircolonial.com

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