アルガンオイルで体温まる熱々クスクス Le Caroubier

アルガンオイルで体温まる熱々クスクス Le Caroubier寒い日にこそ食べたくなるクスクスにタジン。たっぷりの香辛料にオリーブや野菜もたっぷり摂取でき、身体もポカポカ温まる。フランスの家庭では日常的メニューとして登場することも少なくないお料理。家で鍋にたっぷり作って食べるのもまたほっこり和みますが、時には異国ムード漂う雰囲気を味わいながらモロッコワールドで頂くのもいいもの。モロッコ陶器でサーブされるテーブルがまた目で楽しむ美味しさの一つ。15区のはずれにあるこのレストランは日曜日も開いているし、ヴァンヴの蚤の市や各種イベントが常時催されているポルト・ドゥ・ベルサイユ(Parc des Expositions)からも近いのでとても便利なアドレス。外観は一件普通のモロッコ料理屋さんですが、扉の奥は雰囲気満点。入口側には低めのテーブルにソファ席。ここでミントティーなんかをゆっくり飲んでもいい感じのサロン・ド・テスペースも。奥行きは広く、大テーブルにモロッコランプ。大人数でも楽しめそう。ソファにはクッションも置かれモロッコの寛ぎアイテムで演出されています。

こちらのお勧めはボリューム満点のクスクスや幻のオイルと言われる上質なアルガンオイルを使ったタジン。オリーブオイル以上に抗酸力がありビタミンEも豊富で栄養もたっぷりというこのオイルはモロッコにしか自生しないアルガンの木から採れる実から搾り出されるもの。1つの実から何十時間もかけて微量しかとれぬというとっても貴重なもの。今や医療や美容にも引っ張りだこのオイルなんです。

まずはアペリティフに出てくるのがモロッコ定番のおつまみ。オリーブの実に人参のグラッセ、ピーナッツ。優しい味わい、しかもヘルシー。お供にモロッコワインをチョイス(22ユーロ)。フルーティでフランボワーズの香りがする飲みやすい赤。前菜に伝統的なもので腹ごしらえ。鰯のグリエ「Sardines Grillées(8ユーロ)」は身がふわふわ。オリーブオイルでさっぱり焼かれていて、皮目がカリッ。コリアンダー、レモンを振りかけ、オリジナルソース(具だくさん)をかければ不思議な味わい。チャツネらしきフルーティな甘みをプラスされた玉ねぎのみじん切りにモロッコ料理に欠かせぬの激辛唐辛子ペースト・アリッサがピリッと効いています。

そしてもう1品は「La mini Pastilla (13ユーロ)」。薄い生地に包みこまれているのは鳩のミンチに玉ねぎ、アーモンド。とってもジューシーでとろりとしていて絶品!サクッと揚げられ上からたっぷりの粉糖とシナモン。この甘くてしょっぱいが絶妙なのです。モロッコらしい組み合わせ。

アルガンオイルで体温まる熱々クスクス Le Caroubier アルガンオイルで体温まる熱々クスクス Le Caroubier

さて、メインはせっかくですからタジンとクスクスを1品ずつ欲張りました。「Tagine Agneau au citron confit a l’huile d’Argan (21ユーロ)」。大きな子羊と鶏肉が潜んだタジンは専用鍋でしっとり柔らかく火が入っておりじゃがいももほくほく。スープには旨みがしっかり移っているだけでなくアルガンオイルの上品さが脂っぽさをセーブ。更にレモンのコンフィがしっかり効いているので野菜の甘味と相まってさっぱり。アルガンオイル効果ならばお肌もツヤツヤになりそう。小ぶりの器にクスクス・スムールもサーブされます。そしてクスクスはお勧めの「Couscous Royale d’Agneau, brochette, boulette et merguez(22ユーロ)」。ご覧下さい、このセットで1人前です。スムールは最初にたっぷりお皿に盛りつけて下さり、その後はおかわり可能。が、きっとおかわりする事無く終了するかと思います。大きなボウルにスープがたっぷり。ベースは割とさっぱり味なのですが、ここに付け加えるのが特製ダレとひよこ豆、甘い魅惑のペースト。全てを混ぜると味わいに深みが出ます。メルゲーズはジューシーだし、子羊もシットリ。お肉も盛沢山です。そしてオリジナルアリッサ。これで味を引き締めれば完璧です。食べても食べてもスープを吸いこんで膨らむスムール。お腹も一杯、体もポカポカです。

最後はモロッコらしい蜂蜜やアーモンドプードル、オレンジの花水を使ったお菓子なども食べたかったのですが、あまりにもお腹が一杯だったのでアイスクリーム(6ユーロ)に。3種、味を選べます。しょうが、ダット(ナツメヤシ)、ラセルアノートゥ(ras-el-hanoutクスクス用ミックススパイス)。しょうがはかなり辛くて口がスースー。ダットやスパイス風味など、モロッコらしくて面白いデザートでした。最後はお決まりミントティー(4ユーロ)で締め。ポットを高~くはなしながら注いでミントの香りを広げます。家で食べるのもいいけれど、やっぱり雰囲気も大切。お昼メニューには19ユーロと29.5ユーロの他にお子様メニュー(9ユーロ)も。家族みんなで楽しめるあったか料理、寒い冬にはもってこいです。

ル・カルビエール【Le Caroubier】
82 bd Lefebvre 75015 Paris
Tel : 01 40 43 16 12
営業時間 : 12:00~14:00 / 19:00~22:00
定休日 : 月
メトロ : 13番線Porte de Vanves
トラム : T3 Brancion
http://www.restaurant-lecaroubier.com


アルガンオイルで体温まる熱々クスクス Le Caroubier」への3件のフィードバック

  1. たけのこ

    タジンとか、独特の風味が利いていて、すごく美味しかったです!

  2. junko

    *たけのこ様
    行って下さったのですね。喜んで頂けてとても嬉しいです、ありがとうございます。
    場所は閑散としたところにあって、少し中心よりも離れていますが、時にはこういうパリのお食事もいいかな。。。と思います。
    また是非体を温めに行って下さいね。コメントありがとうございます。

  3. ピンバック: CNNでも報じられた<アルガンオイル>モロッコの伝統料理クスクスに利用されています。 | キュレーションメディア

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