1877年より普及に努める文化の場 La Bellevilloise
ベルビルというと中華街が有名だが、メトロ、メニモントンからメニモントン通りを上っていったところにあるベルビルは、ラ・ベルビロワーズLa Bellevilloise。
1877年に全ての人に政治的教育と文化を、という願いのもとに結成された、パリ初の協同組合がラ・ベルビロワーズ。その後、生産者から消費者へという初の商業交流、公正な商業、そして文化的催しのイベント会場として、1901〜1949年までパリ東地域の経済及び文化生活において重要な役割を果たした。
そんな歴史を背景に、2005年から現在の形、文化の場として一般にオープンされている。パーティションの移動によって自由に構成できるオープンスペースをもち、全スペースは2000m2を占める。そんなスペースにより、実験的な企画や新しい発想を実現させ、形式を問わないカルチャーに触れることができるのが、ラ・ベルビロワーズだ。コンサートや展覧会はもちろん、文化的または社会的なイベントが催されている。
入口の門をくぐると、右手にあるのが、オリーブの木のホールLa halle aux oliviers。名前のとおり、オリーブの木に囲まれたレストラン&カフェスペースで奥にはステージがあり、コンサートが催される。自然光の入るホールは、オリーブのくすんだグリーンと赤を基調としたスペースで、まるで南仏のテラスにいるかのよう。
またそのとなりには、クラブスペースもあり、クラブ、コンサート、上映会などのイベントが行われる。
建物は3階で構成され、ホールを一度出て、植物に囲まれた外の階段から上階へ。
植物に囲まれてのんびりできるテラスのカフェがある。高台にあるラ・ベルビロワーズの2階からは、連なる建物の屋根のパースペクティブが望め、ビア・ガーデンを彷彿させるスペースだ。
夏らしいラムをベースとしたカクテル等が楽しめるが、庶民的な立地条件のわりに、パリの一般的な価格提示でドリンクは3ユーロ強から。それでも、メニモントン通りの坂を登って来たからには、ここで風に当たって、冷たいドリンクを頂きたい。
2階と3階はオープンな展示スペースになっており、訪ねたとき、2階ではちょうど、環境週間のイベントが行われていた。
3階のロフトは今夏はシエスタコーナー。
一面に敷き詰められた人工芝に、お昼寝椅子が並び、室内版パリ・プラージュといったところ。天候が悪い日は、パリ・プラージュを諦めてラ・ベルビロワーズに集合だ。また、週末はシエスタ・ミュージカルと題してDJが行われている。
この展示スペースでは、10月には『パリ国際現代アート見本市FIAC』のオフ展や若手のアーチストの登竜門的コンクール、11月には『ジュンヌ・クレアシオンJeune Creation』も開催されるという、見逃せないスポット。
常時イベントが行われている訳ではないので、サイトでプログラムをチェックして、もしくはお散歩兼ねてふらっと新しい発見を求めて立ち寄りたい。
La Bellevilloise【ラ・ベルビロワーズ】
9-21, rue Boyer 75020 Paris
営業時間 : 17:30〜2:00、土日11:00〜2:00
テラス : 17:30〜22:00、金15:00〜22:00、土日11:00〜22:00
休業日 : 月・火
メトロ : 3番線Gambetta、2番線Ménilmontant
http://www.labellevilloise.com/
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