新鮮野菜で楽しむリビエラ料理 La Bastide Odéon

La Bastide Odéon サーモンのアンチョビソース・ジャン-ピエール・クロさん家で採れたジャガイのモサラダ

オデオン劇場のすぐ裏手に静かに佇む上品な木の温もりを感じる店構えのレストラン。南仏の城館風別荘を意味する『Bastide』の店名のよう、オデオンの別荘を感じさせる雰囲気の中、ネオ・クラッシック(新古典主義)を意識した店内は入口すぐに広がる開放的なオープンキッチン。壁には絵画がかけられ、木の枝を使ったランプなど、美術感溢れる内装は壁の色合いも明るく、南仏の雰囲気も漂います。緩やかな螺旋を描く2Fへの階段を上ると、そこはちょっと豪華な別荘個室のようなフロア。突き当たり奥にある大きな棚には本やワインが飾られ、アットホームな雰囲気が味わえるのも別荘風ならでは。

お料理を取り仕切るのはジル・アジュロス(Gilles Ajuelos)シェフ。南フランスでの経験を持つシェフのお料理は又の名を『イタリア北西部の地中海料理』とも言われる、『南仏リビエラ料理』。海の幸と上質なオリーブオイル、新鮮な野菜にハーブなどをふんだんに盛り込んだお皿の数々はイタリア料理のエッセンスもプラスされたとても食べ易いものばかり。

La Bastide Odéon ほんのり温かいナスのミルフィーユ仕立て リビエラ風

特にシェフご自慢のお勧め前菜料理は、『ほんのり温かいナスのミルフィーユ仕立て リビエラ風 Millefeuille tiède aux aubergines grillées façon « Riviera »』。ナスに染みこんだオリーブオイルとトマトの優しい酸味が一体化し、口の中でとろける柔らかさ。又、『サーモンのアンチョビソース・ジャン-ピエール・クロさん家で採れたジャガイのモサラダ Anchoïade de saumon cru et salade tiède de pommes de terre rattes chez Jean-Pierre Clos』は、食感の残るジャガイモがトロリとしたサーモンに包み込まれています。アンチョビのソースを絡めて頂けば、前菜といえどもしっかりおなかにこたえます。

さて、メイン。『農家鶏のロティ・ニンニクコンフィとじゃがいも添え Volaille fermière rôtie à l’ail confit, pommes de terre』。 こんがりロティされた皮は芳ばしく、中の身はしっとり。ニンニクのコンフィがソースに味をプラスし、じゃがいもとの相性も抜群。一方、エチボ肉(サーロインのすぐ後部)のステーキ・潰しジャガイモのシブレット和えPièce du boucher Hereford, pommes de terre écrasées à la ciboulette 』はプラス4ユーロではありますが、ジューシーな脂がのって柔らかい!付添えのトレヴィーズ(イタリア起源の葉が赤いサラダ菜)の苦味が口に広がる脂分をすっきりさせてくれ、一緒に食べると◎。そして口の中の残った旨みにジャガイモを頬張ればとてもいいバランス。クリーミーな味わいにごろごろと食感ののこった潰しジャガイモはピュレでもなく、マッシュでもないポテトサラダ。非常に美味しかったです。

 La Bastide Odéon エチボ肉のステーキ・潰しジャガイモのシブレット和え La Bastide Odéon農家鶏のロティ・ニンニクコンフィとじゃがいも添え

又、メニューにはお野菜を使ったパスタもあり、ペンネやラヴィオリが選べるのも嬉しいですね。
どのお皿にもお野菜、ハーブがしっかり組みこまれ、食べてもヘルシーな味わいでした。

デザートは『洋ナシのサフラン漬け・ポレンタケーキ、シトロンクリーム Poire pochée au safran, cake a la polenta et crème citron』。サフランがほんのり香るシロップにしっかり付けこまれたトロトロの洋ナシの表面をしっかりキャラメリゼがされてありカリカリで美味。底の台になったポレンタ(とうもろこしの粉)のケーキは、ケーキというよりはサブレ。サクサクに焼きあがったサブレをしっかり崩してシトロンクリームの酸味と頂きます。
そして『ピンクグレープフルーツのバジルスープ・ヨーグルトソルベ添え Soupe de Pamplemousse rose au basilic, sorbet yaourt 』。フレッシュなバジルスープは100%バジル!少し青みを帯びておりますが、ヨーグルトのソルベと一緒に食べると味わいがマイルドに。良く合う組合せ。

 La Bastide Odéon 洋ナシのサフラン漬け・ポレンタケーキ、シトロンクリーム La Bastide Odéon ピンクグレープフルーツのバジルスープ・ヨーグルトソルベ添え

ワインクーラーが南フランスの赤レンガを思わす陶器製だったり、ランチョンマットもナチュラルな感じだったりでさりげない演出が心地良い雰囲気でした。

パリの喧騒を離れ、ちょっとした静かな南仏別荘ムードでヘルシーなお野菜を満喫してみて下さい。

新鮮野菜で楽しむリビエラ料理 La Bastide Odéon 新鮮野菜で楽しむリビエラ料理 La Bastide Odéon 新鮮野菜で楽しむリビエラ料理 La Bastide Odéon

La Bastide Odéon【ラ・バスティド・オデオン】
7 rue Corneille 75006 Paris
Tel : 01 43 26 03 65
fax : 01 44 07 28 93
メトロ : 4・10番線 Odéon / RER B線 Luxembourg
営業 : 12:15 – 14:30 / 19:30 – 22:30
定休日 :日・月
コース :
昼(前菜+メイン+デザート 又は 前菜+メインかメイン+デザートにワイン1杯又はコーヒー付) 26ユーロ
夜(前菜+メイン+デザート) 39.4ユーロ
単品 (前菜 10.3ユーロ / メイン20.4ユーロ / フロマージュ 7.6ユーロ / デザート 8.7ユーロ )
http://www.bastide-odeon.com

by junko on 2007-09-23 [普段着のレストラン]
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