映像に包まれて体感するラ・ジェオード La Géode

パリの3Dシアター、ラ・ジェオード最高最大の映像を意味するIMAGE MAXIMUMから社名を取ったアイマックスIMAX社のオムニマックスOmniMaxは半球上のスクリーンに映像を映し出すカナダ生まれのシステムだ。日本では世界最大級のスクリーンを抱える大阪のサントリーミュージアムなどが有名だが、フランスではポワチエのFuturoscopeやパリのラ・ヴィレットLa Villetteのラ・ジェオードLa Géodeで体感できる。

ラ・ジェオードでは直径26m、1000m2の半球にドームに通常の映画の10倍大きい映像と21.000ワットの音響に包まる。視界は映像に覆われ、スクリーンを隅々見るには左右を見回すことに。できれば、中央に近く、後ろの方の席をゲットしたいので、開演時は早めに並ぼう。アップで迫ってくるスピード感ある画像に、目の焦点が合わず、ちょっと気持ち悪くなったりする。

Deep Sea(邦題・ブルーオアシスII)これから夏にかけて、涼みがてらに見たいのは『Deep Sea(邦題・ブルーオアシスII)』。水中撮影キャリアのカナダ人監督、ハワード・ホールによる海底ドキュメンタリーだ。海中の生物達による持ちつ持たれつの共存関係、食物連鎖、神秘の世界のデテールが生き生きと描き出されている。残念ながら、ラ・ジェオードでは2D上演なのだが、それでも迫力たっぷり。

日常肉眼で見ることができない海底の世界には、知らないことが多い。
今日、クリエイターという言葉が、頻繁に繰り返されるが、本来の意味で私たち、人間がクリエート、創造するものは極稀なのではないだろうか。宇宙人をイメージさせるクラゲ、赤いドレスを纏って踊るウミウシ、満月の夜に一年に一回きりの産卵の時を迎える珊瑚など、目に映るものは何も真新しく、新鮮だ。SFの世界が、実は私たちの住む地球の中に存在したんだ、とはっとする。

3Dを堪能したい方には、フィクション・ドキュメンタリーの『シー・モンスターGéants des profondeurs 3D』などもあるので、プログラムを要チェックだ。

La Géode【ラ・ジェオード】
30 av. Corentin-Cariou 75019 Paris
入場料 : 10,50ユーロ、割引9ユーロ(週末・祭日の日中は適応外)、2本立て15ユーロ
メトロ : 5番線 Porte de Pantin又は7番線 Porte de la Villette
www.lageode.fr

Deep sea, dansons sous la mer【ブルーオアシスII 3D】
上映スケジュール : 2008年4月9日〜6月11日10:30、12:30、16:30
監督 : ハワード・ホール
製作年度: 2006年
上映時間: 40分
http://www.imax.com/deepsea/

by aki on 2008-05-11 [シネマ]
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