映画発祥の地、ラ・シオタ la ciota

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地中海の小さな港町ラ・シオタマルセイユから南東30km、地中海の小さな港町ラ・シオタ。町の西にはアムール湾、ヨーロッパで最高峰の海食崖と自然が創り出した景と透き通った青い海のコントラストが絶妙に美しい。詩人、アルフォンス・ド・ラマルティーヌや小説家のスタンダールらもこの町に魅了され、この町の美しさを歌っている。また、ジョルジュ・ブラックら、多くの画家がこの町の美しさを描きだしている。

映画を発明したルミエール兄弟の父、画家であり写真家、実業家でもあったアントワーヌ・ルミエールもラ・シオタの魅力に惹かれた一人。海岸界隈の90ヘクタールを買い取り、『クロ・デ・プラージュ城』という別荘を建てた。自然光をたっぷり取り入れた3つのアトリエを持つこの邸宅には、40数の部屋で構成され、兄弟を含めルミエール家族の集まる場となった。

現存する最古の映画館・エデン座そんなルミエールの兄弟の到来で、ラ・シオタは初めて映画が上映された町とされるが、実際は1895年にパリのグラン・カフェ(現在はホテル・スクリーブのルミエール・カフェ。14 Boulevard des Capucines)の地下での一般公開が世界初の上映と記録されている。とはいえ、その後、ラ・シオタでもプライベート上映会、一般上映が開催されている。ラ・シオタの海岸沿いにある、1889年に建造されたエデン座はルミエールの兄弟の映画が公開された、現存する最古の映画館として歴史的建造物に指定されている。

ラ・シオタといえば、彼らがラ・シオタ駅で撮影した「汽車の到着」も有名だ。大画面に上映された機関車が迫ってくる映像は、観客に恐怖を抱かせ、観客席をパニックに追いやったという。映像に麻痺した現代では当時の様子を想像しがたいが、アンスティテュ・ルミエールのサイトで世界で初上映されたという10本の映画が見られるので、当時の映画を見てみよう。

La Ciota【ラ・シオタ】
パリからのアクセス : Gare de LyonよりマルセイユのGare Saint-CharlesまでTGVにて3時間。マルセイユからラ・シオタ駅までは電車で1時間半。または、マルセイユのメトロ2番線のCastellaneからラ・シオタの中心街までバスで40分。

Office municipal du Tourisme【ラ・シオタ観光局】
Bd Anatole France, 13600 La Ciotat
www.tourisme-laciotat.com

L’Eden Théâtre【エデン座】
Boulevard Clémenceau, 13600 La Ciotat

13600 La Ciotat, フランス
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映画発祥の地、ラ・シオタ la ciota への2件のコメント

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