緑を楽しもう~公園特集~6区 植物学者達が残した素晴らしき庭園 Jardin des Plantes

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植物園 Jardin des Plantes セーヌ川沿い、アラブ世界研究所のすぐ隣、モスクの目の前、パリ5区大きく占領するその緑の庭園は敷地面積何と約23.5ヘクタールという巨大な広さ。数知れぬ植物や花々が溢れる植物庭園、「ジャルダン・デ・プラントJardin des Plantes」。同敷地内には、以前当サイトでもご紹介しました歴史の詰まった動物園「Ménagerie du Jardin des Plantes」や進化の歴史を辿る国立自然史博物館「Grande Galerie de l’Evolution」も立地します。

植物園 Jardin des Plantes 王ルイ13世(Louis X de France 1601-1643)の下、王立薬草園として当時、王の担当主治医だったジャン・エロアール(Jean Heroard)の指揮により、そしてフランス植物学者であり医者でもあったギ・ド・ラ・ブロス(Guy de la Brosse 1586-1641)の管理により創られた植物庭園。ジャン・エロアールにおいては、解剖学も専門だった為、植物ばかりでなく動物の解剖も、又薬草と植物の関係など、医学に関わる研究同様、様々な世界の植物が栽培され始めるも、時と共に拡大化したその後は王立医学研究庭園機能から世界の植物庭園、はたまた博物館、はたまた動物園、とその幅を広げ現在の自然溢れる歴史の詰まったパリを代表するべく植物庭園として君臨しています。時は過ぎ、18世紀に入ると、この敷地沿いにあるビュフォン通り(rue Buffon)にその名がつけられている博物学者・数学者ビュフォン伯(Georges-Louis Leclerc, Comte de Buffon 1707-1788)によって植物園は管理され、その後も数多くの植物がこの敷地内に集められました。その後1791年からは、植物学者ベルナルダン・ド・サンピエール(Jacques – Henri Bernardin de Saint-Pierre 1737-1814)に管理され運営。フランスを誇る数々の歴史的植物学者達によって引き継がれたパリ最大の植物庭園なのです。

セーヌ川沿い、オーステルリッツ駅側の入り口、ヴァルベール広場(place valhubert)の門からはその先500mに及ぶ長い長いフランス式庭園が広がっています。様々な草木や花々が満ち溢れていて、自動噴水器が木々達の水やりで大忙し。うかうかしてると自分にまで冷たいミストがかかってしまいますのでご注意を。右・左と足をとめ、ゆっくり鑑賞しながら先へ進むと右手にはなにやら低く地を這うようのな大きな1本の木。存在感たっぷりのその木は腰をかがめて中に入ることも可能。その中は素晴らしい木陰となって涼しい風を送り込んでくれています。何とこの木は「シロタエ」と名付けられた里桜。その先にも続く花と緑の散歩道は素晴らしい景色。

すぐそばには植物学校(L’école de Botanique)なる広場。正に植物を観測するにふさわしい興味深いものが一杯。熱帯雨林からやってきたようなエキゾチックなものもあったりしてとても面白い。又、高山庭園(Jardin Alpin)広場では2000種にも及ぶ山の植物が集められており、アルプス山脈、ピレネー山脈、ヒマラヤ山脈など、世界のあらゆる珍しい植物を目にすることができます。小さな池には金魚に、カエルも発見。自然一杯の楽しいお散歩です。

すると次に出てきたのは動物園「Ménagerie」。もちろん子供達での叫び声が響き渡っています。こちらは有料となりますが、この動物園の外周を歩いていると入園せずしてちらり、可愛い動物達を垣間見ることができたりもするんです。いましたいました、小鹿のバンビちゃん。興奮している子供達もまた、何とも可愛らしい。タイミングが良ければ、木によじ登ったレッサーパンダも見ることができます。そして動物園のすぐ側に、無料開放で見ることのできる小さな囲いがあり、そこには何とワラビーと黒鶴が放たれています。何だか得した気分。

植物園 Jardin des Plantes 植物園 Jardin des Plantes 植物園 Jardin des Plantes

側には子供達を遊ばせてあげれる遊戯具などが用意された小さな公園スペースに売店もあったり、疲れた足と乾いた喉を潤すにはもってこいの自然光溢れるカフェレストラン・ラ・バレンヌ「Restaurant la Baleine」も。至れり尽くせりのこの植物園。広くてぐるり歩くだけでもなかなかの運動量。時間に余裕があれば是非覗いて頂きたいのは迫力満点の国立自然史博物館「Grande Galerie de l’Evolution」。子供のみならず大人も十分満足、楽しめるギャラリーとなっています。

お天気のいい日には入り口側の芝生でピクニックをしている人々も。子供達の団体を乗せた大型バスも入口門に一杯。楽しい声が響きあう緑溢れる広大な植物園。その他にも見どころ満載なスポットがありますので、是非一日かけてゆっくりお出掛け下さい。

Jardin des Plantes 【ジャルダン・デ・プラント】
入口は庭園を取り囲む各所に沢山あります。。。(全て5区)
Quai Saint-Bernard沿いのPlace Valhubert
Rue Buffon沿い
Rue Geoffroy Saint-Hilaire沿い
Rue Guvier沿い
開園時間 : 7:30~19:45~ (9月6日まで) / 8:00~19:30 (9月7日以降)
閉園日 : 無休
メトロ : 5,10番線Gare d’Austerlitz / 7,10番線 Jussieu / 7番線 Censier-Daubenton
お問い合わせ先
tel : 01 40 79 30 00 / 01 40 79 56 01 / 01 40 79 54 79
mail : valhuber@mnhn.fr
http://www.mnhn.fr
■植物学校 L’école de Botanique / アルプス庭園 Jardin alpin
開園時間 : 8:00~16:50 (月~金) / 13:30~18:00 (土) / 13:30~18:30 (日・祝)
閉園日 : 無休
■動物園 Ménagerie
開館時間 : 9:00~17:00 (日没状況よっては18:00の場合も有り)
* 但し 4月~9月の日・祝日は 9:00~18:30
閉館日 : 無休
入園料 : 8ユーロ (3歳までは無料) / 団体割引 6ユーロ
*入園受付は閉館時間の30分前まで
■進化のグランドギャラリー Grande Galerie de L’Evolution
開館時間 : 10:00~18:00
閉館日 : 火曜日、5月1日
入場料 : 9ユーロ
■図書館 Bibliothèque
tel : 01 40 79 36 27
開館時間 : 9:30~19:00 (月・水・木・金) / 13:00~19:00 (火) / 9:30~18:00 (土)
閉館日 : 7月と8月の土日 *9月からは土曜も開館
(*夏季閉館日 : 2009年8月1日~15日まで)
■メディアティック Mediatheque
開館時間 : 14:00~18:00 (月~金) / 9:30~18:00 (土)
閉館日 : 日曜日
■ブティックギャラリー Boutiques des Galeries
tel : 01 40 79 39 40
■Restaurant La Baleine
47 rue Cuvier
tel : 01 40 79 80 71 / 06 29 62 89 06
営業時間 : 9:00~23:00
定休日 : 無休
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