花木さち子がシャンソンを幻惑的で独特な表現で紡ぐ最新アルバム『L’ABSINTHE(アブサン)~French Music 13 stories~』

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シャンソニエやライブハウスで多彩なジャンルの曲を歌い綴る歌手であり、また女優として舞台・ミュージカルに幅広く活躍中の花木さち子さんの最新アルバム『L’ABSINTHE(アブサン)~French Music 13 stories~』。
「歌が紡ぎ出す物語」を大切にしながら、透明感と輝き、力強さを合わせ持つ歌姫として独自の世界を展開し着実に自分の世界を作り続けている彼女に最新アルバムについて話をうかがいました。

【プロフィール】
劇団「四季」入団。「エビータ」でデビュー。
1987年に退団後はミュージカルや舞台にあわせ歌手活動開始。清純と妖艶さを合わせ持った変幻自在の歌声で高い評価を受ける。
1989年「銀巴里」出演後、都内シャンソニエやライブハウス中心にシャンソンを歌い続ける。
現在ではコンサートを中心にミュージカル、ディナーショー、テレビ出演等活動は多岐に渡る。

◆シンガーになった経歴を教えてください。
父が現代音楽の作曲をしていたこともあり、幼い頃からピアノを習ってました。
音大の声楽科を卒業した後、劇団四季に入り、ミュージカル等に出演したことから「言葉と音楽の関係」に興味を持ったのです。シャンソン(フランスの歌)は他に比べて言葉の重要性がとても高い音楽です。物語性が高く、哲学的な言葉を、どうやって音楽的に歌うか…それが楽しくて、20数年前から東京のライブハウスで歌い始めました。
今は、お仕事で様々なジャンルの歌を歌わせて頂いてますが、やっぱり1番好きなのは、シャンソンです。

◆今作のレコーディングで心掛けたことは?
歌い上げたり、声を美しく響かせたりということは一切やりませんでした。聴いて下さる方が、歌の持つ物語へすぅーっと入っていける様に、言葉を繊細に表現することを心掛けました。

◆最近の活動での、エピソードなどありますか?
昔からのシャンソン・ファンの方よりも、シャンソンを知らない若い人達が「面白い!」と言って聴いてくださる様になりました。とても嬉しいことです。

◆今回の作品のコンセプトを教えてください。
一曲一曲、まるで短編小説を読む様に聴いてほしい…その歌の持つ世界観を楽しんでほしい…曲選びからレコーディングまで、そんな思いで作りました。

◆タイトルの意味は?
3曲目の曲名、お酒の名前です。昔は今とは少し成分が違っていて、ちょっとした幻覚作用が有ったみたいですね。

◆選曲のポイントは?
物語性の強さ、そして楽曲の美しさです。

◆特に想い入れのある楽曲?
「バラを探せ」です。私の人生のテーマなので…

◆シャンソンで、好きなアーティストは?
バルバラ、レオ・フェレ、アンリ・サルバドール。3人とも解り易くはないけれど、それぞれ独特な哲学を持っているところが好きです。

◆今後の目標は?
この先、年を取ってもシャンソンを歌っていたい。シャンソンというのは不思議なもので、年をとってからでないとサマにならない曲が沢山あるので!むしろこれからが楽しみです。

◆読者へのメッセージをどうぞ。
頭の中のスクリーンに貴方だけの映像を映しながら聴いてください。そして、その歌の世界観と日本語の繊細な美しさを楽しんでください。

◆楽曲解説
1)感情教育
変った題名ですが、直訳です。少しロリータな訳詩で歌ってます。
2)マリエンバード
マリエンバードという場所を歌ってます。現実なのか幻想なのか…あなた次第です。
3)アブサン
貧しいアーティスト達が愛飲していたお酒の名前。ヴェルレーヌ、そしてランボーという詩人達の名前が出てます。
4)風のうわさ
現フランス大統領夫人、カーラ・ブルーニが歌ったナンバー。
5)プチ・ペデ
「ホモセクシャルの坊や」という意味。優しい歌です。
6)無造作紳士
ジェン・バーキンのナンバー。日本でもよく知られた歌です。
7)私の美しい愛の物語
メロディーの何とも言えない美しさが好きです。
8)枯葉
おなじみのこの歌だけ仏語で歌ってみました。
9)ジャヴァは何処でも
シャンソンには、こういう娼婦っぽい歌も多いです。でもこの歌はクールだから好き。全然媚びてない。
10)バラの涙
とにかく美しい楽曲です。まるでフランスの古典音楽の様な美しさ。
11)バラを探せ
愛、夢、希望、優しさ、その他様々な美しいもの…それら全てがバラなのだと思います。
12)ウィスキーが水に
「夜」をとても哲学的に歌ってます。こういう詩が歌になってしまうところがフランスの素晴らしいところです。
13)シラキューズ
イタリアのシラクサという地名を仏語読みすると、シラキューズになります。「若さが過ぎぬ間に、憧れの地を訪ねよう。」と歌います。「フジヤマ」が出てくるのが嬉しい!

【花木さち子の最新アルバム『L’ABSINTHE(アブサン)~French Music 13 stories~』】
シャンソンを、アコースティック感のあるボーカルと、なじみよいアレンジで新しい感覚のフレンチミュージックに仕上げたアルバム。
選曲は、良く聞かれるものとは違ったマイナーチョイスに挑戦し、オール日本語訳にて全編を歌い上げた1枚作品となっている。
発売日:2010年2月24日
仕様:12cmCD/《アルバム》
ジャンル:シャンソン
価格:¥3,000(税込)
発売元:ティームエンタテインメント
花木さち子さんの公式サイト

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花木さち子がシャンソンを幻惑的で独特な表現で紡ぐ最新アルバム『L’ABSINTHE(アブサン)~French Music 13 stories~』 への1件のコメント

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