パリから電車で3時間の終着地、ノルマンディー地方のグランヴィル。かつてはタラや貝の漁が盛んだった小さな港町だ。バイキングの地として、11世紀に町が形成され、19世紀に入ると海水浴場として多くの芸術家を魅了した。モン・サン・ミッシェルへのバスも出ており、今日でも夏にはパリジャンはもとよりヨーロッパ中から観光客が集まる、バカンスの地だ。
モン・サン・ミッシェルの入り江の北に位置するこの町は、この湾岸地域共通のヨーロッパで最も大きい干満を記録する。午前中に海岸を散歩し、ランチの後、戻ってみると海が遠ざかっている!干潮時にはバケツを持って、特産のムール貝を
拾うことができるのだ。訪ねるなら、干潮時間を是非チェックしたい。
グランヴィルと言えば、ファッションデザイナー、クリスチャン・ディオールの故郷でもある。洗剤メーカー、サン・マルクを起こした実業家の家庭で育った彼の生家は、今日は美術館として夏場のみ門を開いている。
歴史的地区となるのは15世紀から英国が築いた防塞地区だ。跳ね橋の姿を残す門から城壁に囲まれた旧市街に入ると、邸宅や民家が当時を偲んでいる。門の上部は歴史博物館となっているので、グランヴィルについて知りたい人には必見だ。
旧市街の中心に立つのは14世紀半ばに建造が始まったノートル・ダム教会。ディオールが洗礼を受けた教会でもある。小さな教会だが、装飾された19世紀のオルガンが印象的だ。
海岸沿いということで、もちろんカジノもある。1300歳を迎えたモン・サン・ミッシェルへの経由地として訪ねてみてはどうだろう。
Granville【グランヴィル】
パリ・モンパルナス駅からグランヴィル行き急行Corail Intercitésで3時間
モン・サン・ミッシェルからバスmanéo116番で1時間45分。
Office municipal de tourisme【グランヴィル観光局】
Cours Jonville, BP 621, 50406 GRANVILLE cedex
冬期 : 月〜土9:00〜12:00、14:00〜18:00
夏期 : 9:00〜13:00、14:00〜19:00、日祝10:00〜13:00、15:00〜18:00
www.granville-tourisme.fr
Musée Christian Dior【クリスチャン・ディオール美術館】
Villa “Les Rhumbs” 50400 GRANVILLE
2008年5月1日〜9月21日展覧会『ダンディズム1808-2008』
開館時間 : 企画展開催期間の10:00〜18:30(庭園は年中オープン)
入場料 : 6ユーロ
www.musee-dior-granville.com















うさじろう said 6月に久々パリ行き決定。詳しい方にお聞きしました。 必ずいきます。