アリーグル広場で- La Graineterie du Marché
毎日(月曜日を除く)、マルシェで賑わうパリ12区のアリーグル広場。
新鮮な野菜や、フルーツを求めて多くの人々が足を運びます。
その広場を囲むようにスーパーや、レストランなどが建ち並ぶ中で、一際目を引くのが『ラ・グレヌトゥリー・デュ・マルシェ(La Graineterie du Marché)』。直訳すると、「市場の種屋さん」。下町の情緒が残る、なんともパリらしいお店です。
実は、この『ラ・グレヌトゥリー・デュ・マルシェ』、1895年には既に営業を始めていたのだとか。当時、まだ、ここに建物はなく、露店で種を売っていたのだそうです。
1950年になり、今の建物が完成。それと共に家主も変わり、彼ら夫婦が始めたのはペットショップだったようです。
そして、彼らの定年を機会に、10年前より、現在のお店を切り盛りしているのが、ジョゼ・フェレ(José FERRE)さん。
暇さえあれば、地方の作り手さんを訪問するなど、安価格で品質のよいものを探し求めて歩いているのだそうです。
ハーブや、季節の花々の植木鉢が並ぶ店先。一歩、店内に足を踏み込むと・・・。
天井近くまで所狭しと、食材、雑貨など、あらゆる物が、整然と並べられています。
その中で、特に私の気にいったジョゼさんの計らい・・・「小麦粉や、香辛料など、1パックもいらない事が多いでしょう!」と、お客さんが必要な量だけそれらを購入出来るように量り売りをしているのです。
例えば、お米。『リ・ロン(Riz Rond)1,80ユーロ/kg』、『リ・コンプレ(Riz Complet イタリア産)2,95ユーロ/kg』、『リ・ルージュ(Riz Rouge カマルグ産)3,60ユーロ/kg』など。
小麦粉は、『ファリンヌ T110(Farine T110)2,10ユーロ/kg』、『ファリンヌ T55(Farine T55)1,35ユーロ/kg』、『ファリンヌ マイスT110(Farine Maïs)1,20ユーロ/kg』など。
豆類は、『ポワ・カッセ(Pois Cassé)1,20ユーロ/kg』、『アリコ・ルージュ(Haricot Rouge)2,20ユーロ/kg』、『ソージャ・ビオ(Soja BIO)3,85ユーロ/kg『など。
シリアルは、『ブレ モンド(Blé Monde)3,20ユーロ/kg』、『ブレ オンチィエ(Blé Entier)2,20ユーロ/kg』など。
また、パスタはイタリアを代表する『DE CECCO』。デパートでも、めったに見かけない種類のものまで揃っています。
そして、これまた当然の話、これらを目当てにやって来る在仏イタリア人も少なくないのだとか。
その他、50種類以上あるエピスリーや、ナッツ類も全て量り売りされています。
ジョゼさんのお薦めは、彼自身が自らブレンドした数種のアンフィジョン(茶)。こちらは、袋売りです。
また、ディジョン産の『パン・ド・エピス(3,60ユーロ~)』や、ブルターニュ産のサルディーンの缶詰(3,60ユーロ)、レトロチックな缶のキャンディ、彼がアフリカで見つけた色とりどりのマルシェバッグ(7~20ユーロ)も人気があるそうです。
まだまだ、これでは終わりません。その奥にも売り場が続いているのです。
前店主達の精神を引き続ぎ(?)、ここにはインコ、カナリアをはじめとする鳥類の餌が勢ぞろい!
なんと、これらも、お米や、豆のように量り売りされています。
それらを囲むように、野菜や、花々の種、土、栄養剤、植木鉢、また、愛嬌たっぷりのネームプレートなどセンスのよい各種園芸用品も揃えられています。
私がお邪魔している間も、お馴染みのお客さん達が次々とやって来ては”いつものを!”という感じで購入して行きます。
アリーグル広場のマルシェのついでに、是非、立ち寄ってみてほしいお薦めのお店です。
La Graineterie du Marché【ラ・グレヌトゥリー・デュ・マルシェ】
8 place d’Aligre 75012 Paris
Tel : 01 43 43 22 64
メトロ : 8番線 Ledru Rollin
営業 : 9:00~13:00, 16:30~19:30
定休日 : 月
by chiharu on 2007-10-02 [日々の糧]
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