ピンクの外観が何とも可愛らしい、このブーランジェリー。
こちらが、今年2008年バゲットコンクールにて第2位を受賞した「ファブリス・ポティエ(Fabrice POTTIER)」である。
パトロンシェフであるポティエ氏は、若干29歳。このお店をオープンして3年目だそうだ。
バゲットコンクールへの参加は、驚いたことに今年でまだ2度目だという事だが。
それでいて、いきなりの準優勝受賞!
早速、その2位に輝いた噂のバゲット・トラディション(Baguette Tradition 1ユーロ)を紹介しよう。
外は、かなりしっかりとした焼き色に焼き上げられている。中身は、きめが細かいベージュ色をしており、トラディション特有の気泡も適度に見られる。
ポティエ氏のおっしゃる通り、”香り(Parfumée)”が彼のバゲットの特長の一つ。そっと鼻に近付けてみると、ふぁ~と香ばしいシリアルの香りが漂ってくる。
口にすると、皮のパリパリ感と、中身の柔らかさが程よく交じり合い、追って香ばしさが口中に広がっていく。
さすが、上位入賞のバゲットである。
また、フォームの美しいまん丸なパン・オ・ルヴァン(Pain au Levain 2,5ユーロ)もスペシャリテの1つだそうだ。
その他、上質のバターを用いた風味豊かなクロワッサン(Croissant 0,85ユーロ)や、パン・オ・ショコラ(Pain au Chocolat 1ユーロ)、コンポートの一杯つまったショーソン・オ・ポム(Chausson aux Pommes 1,20ユーロ)などのヴィエノワズリーも是非試してみてほしい。
ところで、このポティエ氏だが、実のところ本来はパティシエなのだそうだ。
ル・ノートル(Le Notre)や、ラ・デュレ(LADUREE)などでの経験を経て、現在に到るとの事。
「現在のお店は手狭すぎて、限られた数ののケーキしか置けないのが残念なんだけどね。」
彼の言葉通り、ショーケースを飾るケーキ類の数は確かに少ない。
だが、それらのケーキは、ポティエ氏のエスプリを感じさせるものである。
披露していただいた全てのアントルメを紹介出来ないのが残念だが、このチョコレートとアプリコットのケーキ(14ユーロ)などは、半月型を模したモダンで美しいもの。
私自身が試してみたのは、レモンタルト(Tartelette au Citron 2,5ユーロ)とフランボワーズタルト(Tartelette au Framboise 2,8ユーロ)の2つ。
レモンタルトは、さっくりとしたタルト生地の底にブラックチョコレートを敷き、レモンのアパレィーユも程よい酸っぱさとまろやかさを備えた絶品 !
フランボワーズの方は、上記と同じタルト生地に上品なカスタードクリームを入れ、新鮮なフランボワーズとピスタチオを飾った可愛らしい味が楽しめる。
その他、フラン(Flan 2ユーロ)や、エクレア(Eclare 1,8ユーロ)、マカロン6個入り(4,5ユーロ)など。
さて、ここで、スタージュ中の土屋さんに少しお話を伺ってみた。(写真右がポティエ氏。左は、こちらでスタージュ中の土屋伸明さん。)
パリに来てみて、改めて実感しているのは、フランス産の小麦粉の美味しさ!だそうだ。
また、仕事中は、フランス式の仕事の仕方・流れなどが大いに興味の対象となっているようである。
スタージュについて、パリでの滞在について、楽しそうに語ってくれた土屋さん。
彼の人柄からであろう、ポティエ氏からの信頼も厚そうに見受けられた。
最後に、この「ファブリス・ポティエ」、パリで彼のバゲットを食したいと思われる方は、早めに行って欲しい。
何故なら、この7月31日をもって、既に郊外への移転が決まっているのだ。(残念ながら、残すところ後1ヶ月半。)
これからの活躍が大いに期待できそうなポティエ氏のバゲットを、早速今からでも、買いに行こう!
なお、移転先の新店舗オープンに付きましては、改めて、このハヤクーでご紹介いたします。
231, rue de Vaugirard 75015 Paris
メトロ : 12番線 Volontaires
Tel : 01 43 06 14 83
営業時間 : 月曜~金曜日7時~14時30分/15時~20時
定休日 : 土曜、日曜日
移転先 (2008年9月5日~)
2,bd Louis Lemelle 78300 Poissy
アクセス : RER A線 Poissy

























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