人気クリエーターのチャーミングジュエリー Eric et Lydie
モードとアートをこよなく愛する二人のジュエリー・クリエーター。ご夫婦でもあるエリックさん(Eric Samain)とリディさん(Lydie Chabot)。パリ2区のパッサージュ・グランシェフ(grand chef)に彼らのブティックはあります。Valenciennes大学でモードとスタイリストの勉強をしていたリディさん。その後、パリ10区にあるデザイナー養成学校で有名なStudio Bercotでデザイン、又プラスティックアートの技術を身につけディプロムを習得。主にスタイリストを専門としていた彼女、卒業後パリのブティックでスタージュ(研修)をすることに。そこでアクセサリーの世界に出会ったのが今の始まり。一方その頃、エリックさんはまだモードの世界に入らずスペイン語と商業の勉強をしていた学生さんであったのだそう。友達であったその当時、ある事がきっかけでリディさんが研修していた仕事をお手伝いすることになったエリックさん。彼はそれをきっかけにアクセサリーの世界へ魅了されていくのです。
「最初は僕にとって全てが初めてで、難しいこともあったけどそれ以上に興味深くて楽しい毎日だったし、何よりもすごく刺激を受けたよ。」そんな彼も今となっては腕ききのクリエーター。奥に潜む才能がその当時からあったのでしょう。
そんな二人はその後、モンタナ(Montana)やルイ・フェロー(Louis Féraud)、ステラ・カダントゥ(Stella Cadente),マモー・アクラム(Mahmoud Akram)などで仕事を経、1994年に、二人の名前を取って「Eric et Lydie」を立ち上げることになります。
彼らの作品はフランスでも名高い「Depeche Mode」の目にとまり、年に2回、パリのチュイルリー公園で開催される世界のクリエーター達の登竜門でもある「プルミエール・クラス」の展示会に出展オファーを受け、メタルレースの作品で華やかにその名を世界にはばかせます。その後1995年にはオートクチュールやプレタ・ポルテのコレクション向けにChristian Lacroix,やGilles Rosierへアクセサリーを制作。
大御所デザイナーのみならず、その他のクチュリエやクリエーターなどからも厚い信頼を受け、ValentinoやUngaro、 Vanessa Brunoをはじめ、イギリスの映画監督 Keneth Branaghtで有名な大作「ハムレットHamlet」からも依頼を受けるなど、その才能を一気に開花させました。
同年7月に、「Eric et Lydie」とし、パリに初めてのブティックを構えることになります。
彼らのアクセサリーは自然からインスピレーションされたもの、又、彼らのおばあちゃんがつけていたようなアクセサリーからイメージを得たものをベースに、19世紀のアンティークを思わす雰囲気に仕上げられているのが特徴。どれもとても女性らしく繊細でデリケートなものばかり。
現在はコレクション向けには制作を控え、「Eric et Lydie」としてのジュエリーを展開されておられます。
作品はエリックさん、リィディさん、それぞれにイメージを持っておられ、個々にまずインスピレーションに関わる参考物を用意するのだとか。そしてお互いに「こんな感じに仕上げたい」とベースを持ち合い、そしてそれにお互いアイデアをプラスしあい、混ぜ合わせながら一つのものを作りあげるそうなのです。勿論、二人が納得いく満足な作品になるように互いの意見はしっかり言い合うのだそう。ご夫婦なので、そのあたり、言いたいことも言えすぎる中。主張し合いすぎて喧嘩になったりしませんか?と聞いてみるとちょっぴり笑いながらも、「もちろんぶつかることもあるけれど、お互いのセンスもアイデアも尊重しあって、仕事は仕事と割り切り、夫婦になりすぎないようにしてるよ」とエリックさん。その分、家は家、仕事は仕事、と二人の距離もしっかり保ち合っているのだとか。これこそが正に素敵なジュエリーの誕生秘訣。
そんな彼らのジュエリーは自然に満ち溢れたモチーフに優しい色が添えられたチャーミングなものばかり。幸せの青い鳥、ならぬ可愛いブルーの小鳥が舞う数々の作品はブレスレットにピアス、ネックレスにリングと種類も豊富。可愛い女の子と男の子のセピアフォトがついていたりアンティーク感も上品。可愛いお花は何とも言えぬクリームダウンした色合いで優しい仕上がり。ガラス石などもちりばめられちょっぴり大人な雰囲気のものもたくさん。とにかく大人がつけれる可愛いジュエリー、チャーミングなものばかりなんです。今期の新作はトカゲのモチーフ!トカゲもお二人の手にかかればこんなにキュートに仕上がってしまうのです。
日常はパリ郊外のネル(Nesle)という町に居を構えておられ、そのすぐ隣のアトリエで日々活動されているのだそうです。ここがとても自然に満ち溢れた環境であるため、その素晴らしい地ならではのナチュラルをモチーフベースにしているのが二人のモットー。この9月18日にパリに続く第二号店をパリの北にあるリル(Lille)の町にオープンさせたばかり。ここも長閑で静かなとっても可愛らしい街なので是非来て欲しいとリディさん。リルのお店へは毎週水曜日、パリのお店へは毎週火曜日にブティックにおられるそうです。是非、ご本人とお会いしたいならば曜日を定めて訪ねてみて下さいね。
パリではル・ボンマルシェやアブダビバザール、その他一部セレクトショップでもお取り扱いされているそうです。心くすぐるチャーミングジュエリー。二人の想いがたっぷり詰まっています。
■パリ店
7 passage du grand cerf 75002 Paris
Tel : 01 40 26 52 59
営業時間 : 12:30~18:30 (火)/12:30~19:00 (水~土)
定休日 : 日・月
メトロ : 4番線Etienne Marcel
■リール店14 rue Au Peterinck (place aux oignons) 59000 Lille
Tel : 03 28 36 45 62
営業時間 : 11 :00~13 :00 / 14 :00~19 :00(水曜日のみ~18:30)
定休日 : 日曜の午後
*パリ・Gare du Nord駅からSNCFで約40分、Lille駅下車、徒歩約10分程だそうです。
■アトリエ
31 rue du faubourg st-léonard 80190 NESLE
Tel : 03 22 88 39 75
Fax : 03 22 88 39 21
コンタクト ericetlydie@free.fr
by junko on 2008-11-17 [モードなパリ]
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