エコロジーを考えるセレクトショップ Du beau avec du sens

Du beau avec du sens【デュ・ボー・アベック・デュ・ソンス】の外観パリ 11区シャロンヌ通り(rue Charonne)。今でも、素敵なカフェや、個性的なブティックを目当てに多くのファッショナブルな人々が集まる通リである。
その39番地にあるのが、「デュ・ボー・アベック・デュ・ソンス(Du beau avec du sens)」。イザベル・キャバゥ(Isabelle CABAU)さん(写真)が、2004年9月からオープンさせている、言わば、「エコロジー」、「リサイクル」、「コメルス・エキターブル(フェアトレード)」のセレクトショップ。広い店内には、洋服やモード品、アクセサリー、オブジェ、コスメティック品などが所狭しと並べられている。

そもそも、このイザベルさんは旅行するのが大好きで、以前は色々な国を訪れてみたそうだ。そこで、いつの間にか彼女の目と心を魅了し始めていたのが、現地の美しい手作り工芸品。また、ここ近年、地球の環境問題や、エコロジーなどについて、底辺から考え始めたのだと言う彼女は、「美しい(素晴らしい)作品 X コメルス・エキターブル(フェアトレード)」をコンセプトに、彼女の理想のショップを展開させるに到ったのである。

Du beau avec du sens【デュ・ボー・アベック・デュ・ソンス】の店内 Du beau avec du sens【デュ・ボー・アベック・デュ・ソンス】のイザベルさん

それでは、イザベルさんにお薦めの商品を紹介していただこう。殆どの商品は、インド、インドネシア、アフリカ、アイチなどの南半球で作られる手作りのものが多いという事。

まずは、動物の角(特に牛のもの)から作られる、この細かい彫り模様の施されたピアス。「え~、これが角だったの?」と驚くほどのもの。色も、ボルドー、緑、白、こげ茶色が揃っている。(各11ユーロ)また、同じく角で作られた大振りなブレスレットも鮮やかなカラーのものが飾られている。(10ユーロ)(インド産)

また、このグルグルキャンディーのようなアクセサリー。なかなかの人気商品なのだそうだが・・・・・。このグルグルが何から作られているか、ちょっと想像してみて頂きたい。 何と、それは新聞紙! からなのである。価格は、ブレスレット(6,50ユーロ)、ネックレス(13,50ユーロ)、イヤリング(6ユーロ)。廃品回収後(インドにこのシステムがあるのかどうかは知らないのだが)の新聞紙が、このようにリサイクル活用されるとは、驚きと共に、拍手を送りたい。(インド産)

Du beau avec du sens【デュ・ボー・アベック・デュ・ソンス】の動物の角から作るイヤリング Du beau avec du sens【デュ・ボー・アベック・デュ・ソンス】の新聞から作られたアクセサリー

次に、薄いオーガンジーのような絹のスカーフ。一面に散りばめられたコットン製の楕円が可愛らしいポイントとなっている。色は、白、茶色、黒の3色。(各40ユーロ)これから春先にかけての、ファッションアイテムに加えたい1品。個人的にお薦めの商品である。
Du beau avec du sens【デュ・ボー・アベック・デュ・ソンス】の絹のスカーフ Du beau avec du sens【デュ・ボー・アベック・デュ・ソンス】のタイヤチューブから作られるバッグ
続いて、「CYCLU」というブランドの見た目ハードな、この黒いバッグ。1年ほど前からフランス内でも取り扱われるようになり、大成功を収めているコロンビアのブランドである。廃棄された車のタイヤチューブをリサイクル利用したこれらのバッグ。機能も考慮されたデザインは、メンズ向けかもしれない。ちなみに肩掛けの部分は、車の安全ベルトだそうだ。(94ユーロ)その他、ポーチや、財布などもあり。

そして、このバッグは、キャバ(Cabas)と呼ばれるお買い物バッグ。粗めの麻生地製で、見たところ縫製も確か。エコロジーを謳ったロゴ入りで、生成りと、オレンジの2色がある。マルシェへの買い物や、エコバックとして使用したい。(15ユーロ)(バングラディッシュ産)

Du beau avec du sens【デュ・ボー・アベック・デュ・ソンス】の麻の手提げバッグ Du beau avec du sens【デュ・ボー・アベック・デュ・ソンス】の胡桃の洗濯洗剤

次に水色の巾着袋に入ったノア・デ・ラヴァージュ(Noix des Lavage)・・・それは一体何? エコに関心のある方ならご存知かもしれない。実は、これらは洗濯洗剤。この袋の中に一緒に入っているガーゼ袋に一掴みのノアを入れ、そのまま洗濯機の中へポン! 水を汚染する事無く洗濯出来る、地球に優しい洗剤である。ちなみに、同じ物を2~3回は使用出来るそうだ。(500g 9,60ユーロ~)(インド)

ここで、イザベルさん一押しのお薦め品。「CTHOS」という衣料ブランドである。フランス人のスタイリストと、インドの縫製会社とが立ち上げたブランドでBIOのコットンを使用しているそうだ。「ド・ボー・アベック・ド・ソンス」でも人気商品の1つ。このボルドー色のワンピースは、冬のモデルらしいが、近日中には春用も入荷予定との事。(56ユーロ)

Du beau avec du sens【デュ・ボー・アベック・デュ・ソンス】の服 Du beau avec du sens【デュ・ボー・アベック・デュ・ソンス】の石の塩、胡椒入れ

最後は、一見オブジェのように思われるグレーと、琥珀色の石。実は、これらを裏からきれいに刳り抜き、磨き上げた美しい塩、胡椒入れなのである。(16ユーロ)(インド産)

その他にも、まだ紹介していただいた商品があるのだが、残念な事に全てを紹介することは難しい。
是非ともお店に足を運んで、世界中から集められた美しい商品を手にしてみてもらいたい。
最近、フランス人の間にも浸透しつつある、「エコロジー」、「リサイクル」、「コメルス・エキターブル(フェアトレード)」。
女性客が多い中でも、特に若いパリジャンにはエコ感覚と、手頃な価格がうけているようである。

Du beau avec du sens【デュ・ボー・アベック・デュ・ソンス】
39 rue de Charonne 75011 Paris
メトロ : 1,5,8番線Bastille、8番線Ledru-Rollin
Tel : 01 48 05 11 81
営業時間 : 月曜~水曜日11時~19時、木曜~土曜日11時~20時
定休日 : 日曜、祝日
www.dubeauavecdusens.com

by chiharu on 2009-03-27 [雑貨大好き]

 

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