桜が有名なル・ノートルのフランス庭園 Domaine de sceaux

桜の季節になると、気になるのがソー公園の桜の開花具合。パリ近郊在住の日本人は勿論、通のパリジャン達の恒例でもある花見のメッカだ。

ソメイヨシノ風の白い桜の間、そして鮮やかなピンクの八重桜の間と、公園内には2カ所の花見ポイントがある。

そんなソー公園だが、発祥は15世紀に遡る。相続による農地の拡大に始まり、ブルジョワの館が建てられた。太陽王ルイ14世の財務総監であったジャン=バティスト・コルベールが敷地を買い取り、大改装をしたのは1670年。そして、フォンテーヌブロー城ヴォー=ル=ヴィコント城、ヴェルサイユ城、サン=ジェルマン=アン=レー城などの庭園を手がけたフランス造園家の巨匠、アンドレ・ル・ノートルによって、シンメトリーなフランス式庭園が施工された。

ル・ノートルが描いた庭園はフランス革命時に破壊され、1920年代後期に敷地は20%に縮小されが、彼が駆使した城から広がる幾何学的な植栽、そこから横に直線的に延びる池といった広大なパースペクティブは今日も健在である。

今日見られる城は、コルベールが建てた館の跡に1856年に建てられたもので、現在はイル=ド=フランス博物館となっている。イル=ド=フランス地域圏の歴史を語る絵画、彫刻などのコレクションを所蔵し、勿論、ソー公園の歴史も網羅。城以外にも、敷地内にはパビリオン、馬小屋、オランジュリーといった建造物があり、展覧会やコンサートなどが定期的に開催されている。

パリからのアクセスが便利な立地条件にあるので、メジャーな観光地をマスターされた方や、のんびりとフランス庭園を堪能したい方にお勧めなスポット。ちなみに、今年の桜は4月の第2週に満開を迎えたので、来年のお花見には桜前線を要チェックだ。

Domaine de sceaux(Parc de sceaux et Musée de l’Ile-de-France)【ドメーヌ・ド・ソー(ソー公園とイル=ド=フランス博物館)】
92330 Sceaux
アクセス : RER B線のBourg-la-Reine、Sceaux、Parc de Sceaux 又は Croix de Berny
開園時間 : 日の出から日没まで
博物館開館時間 : 10:00〜13:00、14:00〜18:00、土10:00〜18:00、日10:00〜18:30(11月〜3月は10:00〜13:00、14:00〜17:00)
博物館入館料 : 3ユーロ、企画展4ユーロ
http://www.domaine-de-sceaux.fr/

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