親子で訪れたい夢が溢れるお菓子のお店 chez bogato

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chez bogato 【シェ・ボガト】ショーウィンドゥがあまりにも可愛らしくて足を止めずにはいられなかったお店。可愛い星型サブレが積み上げられたお皿、フォークやスプーンのクッキー型のディスプレイ。中を覗くとカラフルで美味しそうな可愛い世界が広がっている。ふと童心に戻ってしまうようなワクワクした気持ちにさせてくれるキュートなブティック。思わず笑みがこぼれる夢一杯のそのお店は「シェ・ボガトchez bogato」。場所は14区。2009年5月14日にオープンしたばかりのお菓子にまつわる様々なものが一杯詰まった夢のブティックです。子供達が喜びそうな可愛い雑貨やキッチングッズ、カラフルなボンボンにくまさんのショコラ。猫のサブレやミニフィナンシェ、ケーキに至っては何とも夢溢れる可愛い形。まるで絵本の中から飛び出した小さなお菓子屋さんのよう。

可愛い!楽しい!美味しい!おとぎの世界に飛び込んだようなこのお店。子供達向けにお菓子のアトリエを開催したり、お誕生日パーティーを盛り上げてくれたり、特別注文の可愛いケーキやサブレなどを作ってくれたり、はたまたお菓子作りが楽しくなるようなアイデアたっぷりの雑貨や道具も所狭しと並んでいます。子供だけでなく大人も目がきらきら輝くような魅力が満載。

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お店を立ち上げたのはオーナーのアナイス・オルメールさん(Anaïs Olmer写真中央)。実は彼女、以前は広告宣伝向けのデザインのお仕事を専門とされておられました。そんな彼女がその職を変え、現在に至ったのには小さな頃の家族との思い出が深く関係しています。

子供の頃、彼女はお母さん手作りの美味しいお菓子をいつも食べて過ごしていました。お誕生日の時には信じられないくらい美味しいお菓子を作ってくれたそう。又それはいつも子供心をくすぐるような羊の形ををしていたり、ゲレンデの形をしたものだったり、はたまた青いクジラだったり。とってもユニークなものばかり用意してくれたのだそうです。お菓子はお母さんが作って、お父さんが形どりデコレーションしていく、パパとママの愛情がたっぷり詰まったお菓子を食べて育ったのです。その影響も手伝ってか、その後彼女はデッサンやグラフィズムの世界へと歩み始めました。パリでも有名なデザイン・グラフィックの学校l’ESAG Penninghenにて時を過ごし、後の8年間はディレクトリスとして広告・宣伝部門マネージャーに就任。彼女のデザインセンスとアートな才能は幼き頃の

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パパとママから注がれた愛情によって大きく開花し続けました。そんな傍ら、個人的に料理をすることやお菓子を作ることも好きだったという彼女。アイデアをプラスしながら一からものを作り上げること、それを子供達の為にクリエイトし提供することができれば。。。そのお菓子が可愛くて、面白くてそしてキチンと美味しい事が願い。可愛いだけでなく、ちゃんと美味しいお菓子であること。いつの日かパティシェという職業に心は傾き始め出していました。

アナイスさんも又、2児の母。自分が感じた幼きあの頃のように、今は自分がママとして子供達に美味しくて可愛いお菓子を作ってあげているのだそうです。丁度子供達を出産した時はとにかくお腹がいつもすいていてお菓子作りへの情熱も加速したのだそう。現実が少しずつ見え始めた彼女の意思と夢。その後フランスのCAP(職業適性証Certificat d’aptitude professionnelle)を取得。

パティシェの技術を身につけられ、子供達を対象に夢のお菓子を提供するこのブティックをオープン。シェ・ボガトchez bogatoの「ボガト」とは‘ボー・ガトー =beaux gâteaux’、つまり美しい、美味しい、素晴らしいお菓子、という意味を文字って命名。旧職でもあったデザインとグラフィックのセンスがお菓子に形を変えてこのお店に一杯詰め込まれいています。どうしてデザイン関係のお店ではなく、「お菓子」だったのか?との問いに、「もともとお菓子作りは大好きだったし、子供達の為に何かワクワクするようなお菓子を提供したいと考えていたのはもちろんのこと。特に非日常的な形のお菓子やケーキはパーティなんかもより楽しく、嬉しく感じさせてくれるものとして大きな力を放つもの。

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そういったものを何もないところから、一つづつ自分の手で作りあげて形にし、完成させるものにしたかった、そういうお店がしたかったの。」と彼女。「昔はデザインの仕事で数々の作品を作っていたけど、実際作ってくれたのはパソコンや機械でしょ?私は自分のこの手で何かを一から作りたかったの。」彼女の物づくりへの想いを語る眼差しはとても真っ直ぐでそしてとてもきらきらしていました。

そんな彼女はお店のトータルプロデュースも自身のセンスでもって埋め尽くしていきます。ショップカードのデザインやロゴデザインはもちろん彼女のオリジナル。取り揃えられた雑貨セレクトのセンスも子供心ばかりならず私達をもくすぐるようなキュートなものばかり。子供用のエプロンにミニトートバック、カラフルなお皿や子供用の泡立て器にゴムベラ。そして親子で挑戦したくなるような可愛いクッキー形にケーキ型の数々!向かいの棚にはドーナツのマグネットにケーキのキャンドル、車のおもちゃが付いたスプーンやパーティを盛り上げてくれる可愛い絵柄の紙皿や紙コップなどなど、ワクワクします。

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店内中央には可愛いミツバチのハチミツケーキに大きなサブレ、M&M’sのショコラが乗ったピーナッツとバターのクッキー。そしてショーケースには。。。可愛いケーキの数々!これらのお菓子は全て無添加で保存料も無し。着色は自然着色料を使用、それもほんの少しだけ。材料はBIOを中心に新鮮で拘りのものを厳選。ショコラはヴァローナ社のもの、コルシカのショコラなどを使用。

ハチミツは品質を重視したシャテニエのものでグルテンなしのものをチョイス。又、アレルギーにも対応しており、個々に応じて別のルセットでも作ってくれるそうです。可愛いお菓子は見た目と裏腹に実際食べてみて。。。と残念に思うことも時に少なくないけれど、そこだけはしっかり美味しいものにしたい、そして体にいい食材で作りたい、と彼女。そんな彼女を助け、オープンから毎日アトリエで一緒にケーキを作っているのが日本人パティシェの藤井美絵さん。彼女も又、CAP取得者。手際よく、繊細な手付きで次々と夢溢れるお菓子の数々を作りあげられておられました。

「アナイスさんの世界観が明確なものなので、ほんのちょっとした意見を投げかけるだけで十分。それで彼女のアイデアを広げることができれば、と思っています。」と美絵さん。そんな彼女のアイデアもchez bogatoのあちこちに散りばめられています。ケーキのプライスカードもサブレで作ってしまおう、というアイデア!なんて可愛いんだろう、と見入ってしまいました。そしてアトリエにはもう一人のアナイスさん(オーナーのアナイスさんとたまたま同名です。写真左)。

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少人数ではありますが、毎朝このアトリエで夢一杯のお菓子が甘い香りと共に誕生しています。その数々は何とも素晴らしいものばかり。

店内のショーケースにこの日並んでいたのはフォークのサブレが乗っかったブルーベリーのヴェリーヌ、星型のショコラケーキ、ヌテラのタルトにキャランバーのタルト。可愛いウサギがちょこんと座ったキャロットケーキ。これは中にくるみがたっぷり焼きこまれており、ほんのりシナモンが香るケーキ。上にはクリームチーズのアクセント。予想以上にしっとりしていて(失礼!)全体の味のバランスが非常に美味しかったです。そしてキュートなのがスイート・バーガー。マカロンでできたパンにゴマもちゃんとついていてかなりリアル。サラダはミントの葉、トマトはフラボワーズのクリーム、そしてジューシーにもフランボワーズの実もゴロリ。ハンバーグはショコラ。サクッとした触感が楽しいガナッシュのようなサブレのような、濃厚かつ味わい深い。パクっとひと口で頬張るとこれまた全体のバランスがキチンと取れていて完璧な作品に仕上がっていました。可愛いだけじゃなく美味しい!!

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ケーキのデザインやアイデアなどはアメリカのケーキを参考にしたりすることもあるけれど、現地のは甘すぎたり、着色料が多く使われていたりと考えるべき点があるので、アイデアだけを頂いている、とアナイスさんはおっしゃいます。その他にも日常のひらめきや子供達との会話から産まれるケーキのアイデア。HPをご覧になれば一目瞭然ですが、苺のクロカンブッシュやオオカミのガトーショコラ「Gatoloup」、「GRRRRR」と名のついたクマさんのマーブルケーキにアリボシリーズ・フレーズタガダで作ったフレジエ「Château Tagada」、男の子には魅力的な恐竜のケーキ「Diplodocus」など、とってもユニーク。

そして思わずため息がこぼれるのがサブレの数々。どれも完全手作り。パンプス型のサブレや羊、オオカミ、恐竜、ワニ、白い歯を出して笑う猫ちゃんサブレなど、それはそれは細かい作業。店内奥のキッチンは女性ならではの清潔感が保たれており、あちこちのお菓子を彩る可愛いデコレーションアイテムが一杯。カラフルで可愛いくて見ているだけでもワクワクします。この日も星型のビスキュイを作っていた美絵さん。丁寧にケーキも説明しに出てきて下さったりお話を聞かせて下さいました。忙しさの中にも優しさと温かさが溢れるお人柄。子供達が喜ぶケーキを作る適任者であるなぁ、と感じました。「毎日楽しいです!」と笑顔で語って下さった彼女もまた、その瞳はキラキラ。なんて素敵なブティック。

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現在は店内で生ケーキ(プチサイズ)と、半焼菓子(フィナンシェやギモーブなど)、サブレなどを販売。HPなどから見ていただけるような特別のケーキ(アントルメ)やサブレは事前予約が必要。平日ならば2-3日前に、週末ならば1週間は前もってご予約頂きたいとの事。今や現時点でもパリジャン達に噂が飛び交い人気店へと加速中ですので、ケーキ、サブレの特別注文は早めにご連絡して下さい。サブレはブティックでは今のところ猫ちゃんと羊の2種類を販売。その他のものについては随時ご確認下さいね。

毎週水曜日恒例の子供向けのお菓子アトリエも開催中。こちらも事前にご予約を。お誕生日のケーキやお菓子の準備も配達可能だそうですのでまずはお問い合わせ下さい。

自宅でも子供達にケーキを作ったりされますか?と聞いて見ました。「もちろん!もうすぐハロウィンだしモンスターのケーキでも作ろうかな?」オープンすると同時に瞬く間に話題のお店となった忙しい日々。多忙な中にも優しいママの瞳は甘いお菓子の香りと共に子供達への愛で溢れていました。店内を包み込む甘くて優しい香り。「サブレが焼けたわ。」

夢が一杯詰まったchez bogato。子供達の嬉しそうな笑顔が目に浮かびます。

chez bogato 【シェ・ボガト】
7 rue Liancourt 75014 Paris
Tel : 09 61 05 04 00
営業時間: 10:00~19:00
定休日 : 日・月
メトロ : 4,6番線 / RER・B線 Denfert Rochereau
http://www.chezbogato.fr

■お菓子のアトリエ教室 (約1~2時間 )
開催曜日 水曜日 (時に火・木・土も有) *HPにてカレンダーをご確認願います。
開催時間 16:30~
料金 子供向け 23ユーロ / 大人向け 38ユーロ
場所 chez bogato キッチン
対象年齢 5~8歳
定員数 10人迄

■その他のお菓子 *要予約
mini-miam (ミニサイズの半焼菓子) 15ユーロ~(15個前後でセットとなっています)
les sablés (サブレ) 3.5ユーロ~ (10cm程の大きさ)
les gros gâteaux (アントルメケーキ) 90~130ユーロ
店内ではミニサイズの生ケーキはいつもショーケースにて販売。サブレは猫と羊など数種のみ。

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