パリの南西50kmにあるランブイエ。駅から徒歩5分ほどでランブイエ城の庭園に辿り着く。フォンテーヌ・ブローの城のように、狩猟用の別宅として活躍していたランブイエ城。現在は、ここでの狩猟が禁止され、市民が安心して過ごせる公園になった。 城の周りはフランス庭園と広大な運河、そこには6つの小島が浮かぶ。
この城館は14世紀に城砦として建設され、時代の名手たちが城を守り、増築していった。1783年からはルイ16世が住居として使い始め、ナポレオンも使用した。
フランス国王の土地だったこのエリアは現在、フランス大統領が外国からの賓客などを接待するために使用されている。
城内は素晴らしい装飾が施されていて見応えがある。館主と招待客たちが狩った獲物を保存しておくための大理石の広間や、18世紀のオーク材使用の繊細な模様が彫られたパネル、ナポレオンの第一帝政期の様式で作られた部屋など、ヴェルサイユ宮殿に比べると規模は小さいが見所が凝縮されている。
城と同時に見学ツアーで廻ることができるのは、徒歩5分ほどの「王妃の酪農場」と「貝殻のわらぶき小屋」。王妃の酪農場La laiterie de la Reineにある建造物は1785年、ルイ16世によって、マリー・アントワネットが自分の農場で取れた乳製品を味見するために建てられたが、結局、彼女が訪れたのは数回という贅沢な施設。革命後は、ナポレオンが使用した。
水辺に佇む、貝殻のわらぶき小屋Chaumière aux Coquillagesは1770年から1780年頃にランバル王女のために建設されたもの。一見、田舎の農家に見える素朴な建物なのだが、内装は貝殻で埋め尽くされた装飾が素晴らしい。その風貌のおかげで、フランス革命では見過ごされ、打撃を与えられなかったと言われている。そのうえ、湿気対策のために壁に埋められた牛の骨が功を奏して、現在まで保存の良い状態で保たれている。
パリから1時間以内で行け、日帰りで楽しめるお勧めのスポット。
78120 Rambouillet
アクセス:モンパルナスMontparnasse駅からシャルトルChartres行き電車で34分(7,4ユーロ)
開館時間:見学はフランス語か英語のガイド付きのみ。1時間45分。
4月1日〜9月30日:10時、11時、14時、15時、16時、17時
10月1日〜3月31日:10時、11時、14時、15時、16時
休館日:火曜日、1月1日、5月1日、11月1日と11日、12月25日
観覧料:7ユーロ、割引4,5ユーロ、18歳未満無料















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