ポン・ヌフ橋をサン・ジェルマン・デ・プレ方面へ渡るとすぐ右手に見えてくるのが、このシャルクトリー。一見普通のシャルクトリーに見えるこのお店、実は欧州コンテストで30年間に渡り一位の座を守っている老舗中の老舗。一体何で??ブーダン・ブラン(白ブーダン)です!
普通シャルクトリーと言えば、ハムやパテ、ソーセージ、お惣菜に気の利いたサラダなどがズラリと並ぶんですが、こちらのお店はのメインは何といってもブーダン・ブラン。店頭のショーケースにも色々な種類のブーダンが並び、その横には長年に渡り獲得したトロフィーカップが。ブーダンには黒ブーダン(Boudin-Noir)と白ブーダン(Boudin-Blanc)があって、黒は豚の血と脂を調理して腸詰にした、いわゆる血合いソーセージのようなもの。白は白身の肉(鶏肉など)、豚脂、生クリーム、牛乳、粉類を混合わせて腸詰にしたもの。黒ブーダンは見た目にもグロテスクでお味も個性的ですが、パリジャンにとっては日常的なメニュー。貧血予防などには効果的な食べ物でもあります。甘めのリンゴソテーかリンゴのコンポートと一緒に食べるのが一般的。実はこのお店、黒ブーダンでも金賞を獲っているんですよ。
対する白ブーダンは味も淡白で食べ易く、どちらかというとまろやかな魚肉ソーセージを食べてるような感じ。日本人の私達には白の方が食べ易いかもしれません。
その他にもアンドゥイエット(Andouillette)という豚や仔牛の内臓を細かく刻んで詰め物にしたものでも賞を獲っておられます。
さて、その輝くべき白ブーダン。確かに、美味しい!!街中で売ってるものも充分美味しいですが、こちらのは味わいのバランスが非常によく、とてもマイルドでクリーミー。臭みも全くなくてとってもジューシー。白ブーダンでもその種類は色々で、ノーマル、キノコ入り、木の実入り、フォアグラ入りなど様々。全て自家製でオリジナリティに溢れています。購入はグラム単位。一本買ってもグラムで計算という事になります。中にはすごい長さでトグロ巻きになったものから「これぐらい」と長さで切ってもらえるものもあります。
「弱火でゆっくりじっくり火を入れながら、バターで片面ずつ焼いてね。絶対にあせらないでね。強火でコロコロころがすと、腸が破けて中が破裂してしまうから。」と店員さん。黒ブーダンにはリンゴがあいますが、白ブーダンを頂く時は、私はちょっぴり醤油をたらしたりもします。
チャンピオンの看板を掲げる老舗のブーダン、是非ご賞味下さい!
Charcuterie Charles Traiteur【シャルクトリー・シャルル・トレトゥール】
10, rue Dauphine 75006 Paris
TEL : 01 43 54 25 19
メトロ : 7番線 Pont-Neuf
営業時間 : 8h30 ~14h00 / 16h00 ~20h00
定休日 : 土・日












2009年12月24日にこの店に行ってみたら、無くなっていました。7区の方の店舗はまだあるのでしょうか?
*たけのこ様
折角出向いて下さったのに、残念な結果となってしまい申し訳ありませんでした。閉店されていたことについては、こちらの方でも最新情報を把握しきれずにおりましたので、たけのこ様にはご迷惑をおかけしてしまいました。
7区の方の店舗も現在の状況は確実ではありません。次々と新しいブティックがオープンする半面、なくなってしまうお店も相次ぎ、残念でなりません。
折角のご訪問も台無しにしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。