シャンドルールの祝日 Chandeleur

シャンドルールの祝日 Chandeleur2月2日はクリスマスの12月25日から数えてちょうど40日目。つまりイエス・キリストの誕生から40日目にあたるこの日をシャンドルール(Chandeleur)と言い、「聖母御潔めの祝日」なるキリスト教徒の祝日にあたる日です。
(昨年も当サイトでご紹介していますのでご参照下さいね)

春の到来と家族の幸せを祝って、願いと成就を祈ってクレープを焼く習慣があります。その歴史にろうそくの祝別式があったことから「ろうそく・光の祭り」も意味し、黄金で丸いクレープを焼いて食べる習慣になったようです。

新年のガレット・デ・ロアが終わると同時に、町中ではクレープが焼いて積み上げられたものがショーケースに並んだり、スーパーではクレープ粉やクレープパン(専用フライパン)、クレープを伸ばす木のトンボ棒などがセットで売り出され特設コーナーが設けられます。今年もすでにあちこちのスーパーでしっかり売り出されています。

クレープの中に挟むものと言えば「ヌテラ」クレープの中に挟むものと言えば「ヌテラ」。フランス人がみんな口を揃えて言います。もちろんこの時期はヌテラの特売もあちこちで見かけます。告知ポスターにもしっかりマーク。朝食のパンにヌテラ。おやつのカナッペなんかにもヌテラ。練り込んで焼いたヌテラケーキ。ノエル時期には特大バージョンの瓶も売り出されていたりと、子供から大人までヌテラは時を限らずみんなの人気者。

このシャンドルールの日にクレープを焼くのは一般的ですが、実はアルザス地方などではベニエを作るのも一般的なようです。ベニエ(Beignet)とは粉・砂糖・卵を使った生地を油で揚げたお菓子ですが、キーワードは丸くて黄金。光や太陽を意味します。揚げることからも油の加熱で祝いの精髄、いわゆる光の祝賀を表すそうです。お祝い行事にはベニエを作る地方も少なくありません。

シャンドルールの祝日 Chandeleurパリでは街中のブーランジュリーなどでもショーケースによく並んでいるベニエ。お砂糖をたっぷり振りかけ、見た目アンドーナツのような装い。中にはフランボワーズやアプリコット、リンゴのピュレかコンフィチュールが入ったもの、チョコレートが入ったものなど種類も豊富。生地はブリオッシュでわりとしっかりしたものが多く見られます。中には、シュー生地を揚げた口当たり軽いベニエもあります。

クレープにヌテラ。ベニエにお砂糖。どちらも甘〜いお菓子ではありますが、簡単に作れて誰にでも美味しく食べられるもの。どちらにするかはさておき、今年のシャンドルールもお家で自家製の祝い菓子を作ってみてはいかがでしょうか?

by junko on 2008-01-31 [日々の暮し]
Print This Post/Page

 

この記事に対してコメント、またはトラックバックを送信できます。

トラックバックURL : http://www.hayakoo.com/chandeleur-2008/trackback/

『シャンドルールの祝日 Chandeleur』へのコメント2件

  1. ヌテラ☆先日帰宅してたY子とスーパーへ行った時コレコレと言って嬉しそうに買ってましたよ!
    ところでフランス行き計画、とりあえず4月6日から2週間15区の部屋を予約しました♪♪

    コメント by 母 すみこ - 2008-02-01 @ 7:41 am

  2. 母すみこ様
    さすがは即実行のすみこさん親子☆早速4月のご来仏とありとってもとっても嬉しく思います!首を長~くしてお待ちしておりますね♪
    その時にもぜひ、ヌテラセット、ご購入して下さいませ~☆結構甘いですがね。。。(汗)

    コメント by junko - 2008-02-01 @ 12:58 pm