ブルジョワ階級達の御用達サロン・ド・テ Carette
エッフェル塔の眺望が素晴らしいトロカデロ広場。真正面から見るパリのシンボルは見ごたえ十分な貫禄です。ここまで来たならば、ちょっと奮発してでも休憩したいサロン・ド・テがあります。
1927年ジャン・カレット(Jean Carette)によって誕生した老舗店。その昔にもブルジョワ階級達が暮らしていたといわれる16区はトロカデロ広場の中央。当時は貴婦人達や白襟姿のキリリとした貴族達が優雅なティータイムを過ごしていたと言います。
マカロンに定評があり、最近では2006年のマカロンコンクールで受賞を果たしたことでも記憶に新しいのではないでしょうか。以前はラデュレを思わすような薄いピンクの珊瑚色に美しい装飾が施された内装だったのですが最近改装され、更に広々と今もその歴史を伝承するかのように高級感溢れるサロンに変身しました。壁一面の鏡、大理石のテーブル。しっとりと、そしてゆったりと時が流れているかのような雰囲気。
マカロンも人気ではありますが、ここのケーキがまた美味しいのです。お持ち帰りもできますが、せっかくならば店内で。(お持ち帰りよりも少々お高くなります) パリを代表する老舗サロン・ド・テ、食器は全てベルナルドー社のもの。小花の散った可愛らしさの中にふと気品も感じるシリーズ。いい食器達は大理石のテーブルに置いた時の音、カトラリーが触れる音が違うのです。それらが店内のあちこちで響きあい、心地よいサウンドとなって耳に感じられます。この食器で頂きたくてここに来る、と言っても過言ではありません。ショーケースにはかなりの種類のケーキがスタンバイ。頂いたのはマスカルポーネクリームとカフェのタルト「ティラナ Tirana (7.5ユーロ)」。コーヒー豆の香ばしさがしっかり残った苦味感じるカフェクリームがたっぷり詰められたタルト台に、ふわっと優しいマスカルポーネは濃厚。一緒に食べればちょうどよいバランスです。すごく丁寧に上品に仕上がっている、と感じるケーキ。
そしてもう一つは青リンゴのババ「Baba gelée de pomme verte(7ユーロ)」。口どけのいいブリオッシュ生地、タップリしみこんだシロップはさほどアルコールは感じられません。表面を上品に覆うのは青リンゴのジュレ。爽やかな酸味がクリームと混ざり合いレベル高き味。卓越されたレシピ!飲み物はカフェ(4.5ユーロ~)、ショコラショー「Carette」(6.5ユーロ)紅茶(6.5ユーロ)をはじめ、カフェ・グラッセ(アイス・コーヒー)などもあります。お昼間(15h00-18h00)は飲み物とミニマカロン5つ又はケーキ1つがセットになった「A l’Heure du Thé Carette (12ユーロ)」がお得。他にもマカロン(2ユーロ/1個)やケーク(4.5ユーロ)、ヴィエノワズリー(1.5ユーロ~)もあるので、ちょっとしたプチ・デジュネにもピッタリ。サラダやキッシュなどのランチメニューも豊富で、太陽の気持ちいい昼下がりにはテラスでブランチメニュー(31.5ユーロ)もいいですね。サロン・ド・テとはいえど、みなさんランチをしっかり注文している様子。サラダたっぷりのお皿はどれも目移りしてしまうほど美味しそう。
これから太陽の日差しが感じられる季節には、ソルべやアイスに生クリームたっぷりのクープ(9ユーロ~)も頬張りたい。早朝からオープンしているので、朝一番のエッフェル塔と共にちょっと寄るにも最適。ブルジョワ階級な気分に浸りながら美味しいケーキを是非堪能してみて下さい。
Carette【カレット】
4 place du Trocadéro 75016 Paris
Tel : 01 47 27 88 56
営業時間 : 7:00~23:30
定休日 : 無休
メトロ : 6、9番線 Trocadéro
by junko on 2008-04-13 [スイーツの都]
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