慈善を施すリサイクルブティック Bric-à-brac Emmaüs

14区にできたパリ初のエマウス総合ブティックホームレスの救済に一生を費やしたピエール神父が他界してから1年が経った。彼の意志はピエール神父基金Fondation Abbé Pierre、そして不要品をリサイクルして、その収入を救済に当てる協会、エマウスEmmaüsに継がれており、ピエール神父がいなくなった今日も活発な活動を広げている。

そんなエマウスはパリ市内にも4カ所あるのだが、取り扱い商品は洋服がメインとなっており、台所用品や家具などは残念ながら郊外のエマウスに行かなければならなかった。

そんな矢先、先月、14区にできたのはブリッカブラックBric-à-bracと呼ばれる待望のパリ初の総合ブティック。残念ながら期間限定の仮店舗らしいが、毎週土曜日に営業している。

生活が困難な人への救済と言う目的のため、あらゆる日用雑貨が、良心的な価格で販売されている。まだ新しいブティックのため、商品の集まりはまだまだともいえるが、書籍、電化製品、衣類、食器、家具と幅広いジャンルを扱っている。1ユーロでは何も買えないパリの物価上昇の中、サンチーム単位で購入できる商品を見つけると、思わず嬉しい!

14区にできたパリ初のエマウス総合ブティック気に入ったアイテムが見つかったら、青いTシャツを着たボランティア・スタッフに声をかけて、伝票を切ってもらおう。支払いはお会計所というのも、たくさんの商品を持ち歩くことなく、掘り出し物探しに没頭できる配慮だ。また、家具や大型家電などは20ユーロで配達をしてくれるもの嬉しい。アンティークというような骨董品は珍しいが、仕立ての良いコートや使いこなされていい味を出したテーブル、アルコパルやデュラレックスなどのテーブルウェアが見つかる。

さて、気になる客層はというと、貧困に窮した人たちが集まってきている、というよりはパリの一般市民。なぜなら、ブティックでの売り上げによって、救済センターの運営をしているからなのだ。古いものを大事にするフランス人だからこそ、こうやって質のいいセカンドハンドをチープにゲットしているのだ。

ヴァンヴの蚤の市の帰りに、又はちょうど向えに位置するパリ国際学生都市の散策後に、掘り出し物がないものかと、気軽に寄ってみたい。
また、不要品も回収しているので、引っ越しの際などいらなくなったものを持ち込み、リサイクルしてもらおう。

Bric-à-brac Emmaüs【ブリッカブラック・エマウス】
86 bd Jourdan 75014 Paris 
営業時間 : 10:00〜18:00
メトロ : 4番線Porte d’Orlean

【衣類を扱うパリ市内のエマウス・ブティック】
22 bd Beaumarchais 75004 Paris
54 rue de Charonne 75011 Paris
105 bd Davout 75020 Paris
340 rue des Pyrénées 75020 Paris

by aki on 2008-02-21 [便利なアドレス]
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