ケーキもパンもと欲張りたい Béchu
閑静な住宅街、16区はヴィクトル・ユゴー大通りの角地にどっしり構えるサロン・ド・テ併設のブーランジュリー・パティスリー。大きなガラス越しに美味しそうなケーキやパンが、店頭には道路沿いにテラスが。全てのパン・ケーキをその場で頂く事ができるのが嬉しいお店。
パリでは歩きながら食べるのもOKな街ではありますが、やはり腰をおろしてゆっくり頂きたいもの。こちらのお店にはケーキを食べに来たつもりがパンも、パンを買いに来たつもりがケーキも、とついつい両方を欲張ってしまうお店です。どちらも負けないぐらい美味しいのでどっちをメインに買おうか迷ってしまいます。で、いつも両方という結果に。ケーキは伝統を重んじたクラッシックなものが多く、ババや、タルト・オ・シトロン、クラフティにミルフィーユ、ルリジューズにブルダルー等とフランス菓子の代表シリーズがショーケースを彩ります。中でも私のお勧めは『パリ・ブレスト(3ユーロ/テイクアウト、4ユーロ/イートイン)』。一見細めのエクレア型ですが持ってみるとずっしり重く、その重さのごとくプラリネクリームがビッシリ絞り込まれています。バターがベースのクリームは甘くなりがちなのが一般的ですが、ここのはとてもサッパリ。生クリームの様にふわっとしていて口溶け抜群。プラリネ特有のあぶらっぽさも全くなく、上品な仕上り。何とゆっても綺麗な絞り口が美しくてついつい買ってしまいます。又、控えめで主張しすぎない量のアーモンドに、シュー皮がとても薄く且つしっかり焼けていて、クリームとのバランスが非常にいいんです。
そんなパリ・ブレストも食べながら、やっぱりパンも食べたい方、お勧めは『クロワッサン・ショコラ・ブラン(1.6ユーロ/テイクアウト、1.8ユーロ/イートイン)』。そう、ホワイトチョコレートのクロワッサンです。中にタップリのホワイトチョコが挟みこまれて焼いてあるので、噛むと中からしっとりしたホワイトチョコが出てきます。表面にはグラス・アロー(お砂糖の衣がけ)がしてありとても美味。ホワイトチョコだから甘ったるい?と思いますが、そんなことありません。クロワッサン自体がしっかり焼けていて、両端の耳の部分は特にカリカリ。その芳ばしさと食感が甘いホワイトチョコと非常によく合っています。お勧めです。その他にも近くの広場が名前になった『トロカデロ』というケーキもクリームをメレンゲ生地でサンドしたこれぞクラシックなフランス菓子。『ヴィクトル・ユゴー』というチョコレートのケーキもあります。テーブルで頂く場合はテイクアウトよりもお値段が少々あがりますが、きちんとお皿に盛って、ナイフとフォークをサーブしてくれます。
店内にもテーブルがあり、落ちついた雰囲気。毎日通いたくなる、そんなお店です。ケーキもパンも両方食べたい!という方には是非お勧めのお店です。お昼にパンを食べてそのままデザートにケーキ、というのもいいですね。
Béchu【ベシュ】
118 avenue Vitor Hugo 75016 Paris
tel : 01 47 27 97 79
fax : 01 47 27 18 32
営業時間 : 7:00 - 20:30
休日 : 月
メトロ : 2番線 Victor Hugo
by junko on 2007-08-09 [スイーツの都]
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