ブルゴーニュ料理を堪能 ボーヌ食べ物編 Beaune

ブルゴーニュ料理を堪能 ボーヌ食べ物編 Beaune以前お届けしましたボーヌの旅。カーブやドメーヌ、シャトーにワイン畑を堪能するばかりでなく伝統的なブルゴーニュ料理をこの地のワインで満喫せねば来た意味がありません。

有名な星付きレストランもいいけれど、町の中心地にも美味しいレストランが点在しています。先ずはお散歩がてらつまみたいのがグジェール。フロマージュをたっぷり練り込んだシュー生地です。レストランではアミューズなどによく出されたりし、この地のちょっとした名物でもあるそうです。ワインにはフロマージュ、ですものね。町のブーランジュリーやパティスリーにはほぼ、どの店にもグジェールが並んでいます。その大きさは想像を絶するものも。小腹が空いた時には最適なおやつです。

ブルゴーニュ料理を堪能 ボーヌ食べ物編 Beauneもし、ホテルで夜に一杯ワインを、なんて思うならばトレトゥールやシャルクトリーなどでちょっとしたお惣菜を買っておくのも◎。この地のスペシャリテ「ジャンボン・ペルシェ Jambon persille de Bourgonge」を1カット。ハムを崩してパセリをたっぷり加え、ゼリー寄せにしたもの。ニンニクも効いているのでしっかりしたアテになります。フロマージュリーではエポワス(Epoisses)を。表面をこの地特産のマール(Mars)でしっかり洗ったソフトタイプ。黄色く熟成したそれはまるでウニを食べているかのような錯覚に陥るほどのクリーミーでコクのある美味しさ。

カルノ広場にある由緒あるフロマージュリー・アラン・エス (Alain Hess)はエピスリーも兼ねており、マスタードやワインなどお土産になりそうなものも揃っていてお勧めです。エポワスだけでなくここオリジナルの「デリス・ドゥ・ポマール(Delice de Pommard)」は大きなぽてんとした丸い形でブルゴーニュ産の粒マスタードやカシス、ハーブやアニスなどを回りにまぶしたもの。今や世界的に有名になったオリジナルフロマージュだそうです。店内を見るだけでも楽しいお店。又、ブルゴーニュと言えばエスカルゴ。「葡萄畑のエスカルゴ」と言われる黄褐色の殻のブルゴーニュ種「Escargot de vigne」と、小さめの灰褐色の殻をしたプティグリ Petit gris」が食用としてあります。殻にたっぷりのニンニクバターを詰めてオーブンへ。アツアツを食べるので、エスカルゴは是非レストランでお試しを。

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おやつにはディジョンでご紹介したパン・デピスもいいけれど、カシス(黒すぐり)も外せません。特産地でもあることから、カシスのリキュール「クレーム・ド・カシス Crème de Cassis」も有名(最も有名な産地は隣町のディジョンDijonになります)。白ワインと割ってアペリティフにも飲むkirを楽しむならばお土産に。町を歩けばふとした外壁にカシスの蔦が絡まっていたりと発見することもできます。コンフィチュール、フレッシュジュース、ソルベなどとその魅力は一杯。

中でも手軽に味わえるのが「パート・ド・フリュイ Pâte de fruits」。果汁をぎゅっと閉じ込めたいわゆるゼリーですが、そのジューシーさはカシスの味を実以上に満喫できる贅沢な一粒!お勧めはディジョンでご紹介したパン・デピスの専門店「Mulot&Petit Jean」のボーヌ店のもの。薄い表皮を噛むとプチン!と音を立てはじけ出すように中からトロリとパートが口に広がります。絶品です。又観光のおともにポケットに入れておきたいのがマール・ド・ブルゴーニュ(Mard de Bourgone)のショコラ。前述のエポワスでも使うもので、ブドウの搾りかすを発酵させ、蒸留して作られたブランデー。芳香な香りと共にそのままショコラの中に閉じ込められています。法律で決められた生産条件と共に原産地名称権が認められているブルゴーニュのもの、是非一粒ポケットに。又、パン・デピスのリキュールや「ペーシュ・ド・ヴィーニュ Pêche de Vigne」のリキュールもお土産に外せない一品。

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お持ち帰りものをキープしたら、ゆっくり座ってブルゴーニュ料理を堪能しましょう。町中心にあるカルノ広場(Place Carnot)にある緑色のテントが目印の「ル・グルマンダンLe Gourmandin」。本来はホテルレストランで左にホテルの小さな入口があります。入口席は狭いですが中は奥へ奥へと広く、お昼はあっという間に満席。予約するのが確実です。まずはグジェールのアミューズ。ほんのり温められていて噛むとふわっと香りが広がります。

メインは「ブルゴーニュ産シャロレ牛のタルタル Tartare de Boeuf Charollais(19ユーロ)」。シャロレ、やはり食べておかなければならぬ一品。しっかり歯ごたえを感じる肉質、噛めば噛むほど甘みのあるお肉の味わい、絡めた自家製ソースも品良くて肉の旨みを邪魔しない濃さ。忘れられぬ美味しさでした。あつあつのフリットと一緒に。もう一品はここまで来たならやっぱり郷土料理・牛肉の赤ワイン煮、「ブフ・ブルギニョン Boeuf Bourguignon(19ユーロ)」。どこのお店でも大抵メニューにあるはずですがお店によって味もそれぞれで当たり外れがあります。ベース次第でこってり胃もたれソースになるかそうでないかに分かれる奥深いお料理。ここのソースは透き通った味わいでお肉の旨みと野菜のエキスがきちんと融合したとっても美味しいものでした。コクがあるのに重たすぎないそれは、赤ワインの風味がちゃんといきていて品ある酸味が残ったサラサラタイプ。お肉だってトロトロです。しっかり煮込まれて時と共に味が馴染んだ一体感!タリアテッレに絡めれば二度美味しい。手間暇かけてきちんと仕込まれたんだろうなと感じる美味しさでした。是非ともチョイスして頂きたい一品です。

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他にも本日のムニュ(18.5ユーロ)や名物料理が選べるムニュ・ブルギニョン(37ユーロ)なども。ベーコンとニンニクをタップリきかせた濃厚赤ワインソースに卵のポッシェを落とした「ウフ・ムレット Oeufs poches en meurette」やエスカルゴ、ジャンボン・ペルシェなども勿論あります。ワインもグラスで5ユーロ~。リストも豊富なので色々合わせる楽しみも。サービスはどちらかというとアットホームな感じですが何と言っても料理は正統派。きちんと美味しいものが食べたいならば是非お勧めしたいアドレスです。

又他にも、この地のスペシャリテであるというオニオングラタンスープやコック・オ・ヴァン。ビストロなどでもお手頃に頂ける一品メニューですし寒い体を温めるには持ってこいです。今や都会パリではどの地方の食材も手に入り、地方料理も頂けることが当たり前ではありますが、やはり現地のものは現地にて。その品質と味わいを知れば本当の美味しさがきっとわかるはずです。最後にはお土産のワインもお忘れなく。

【ボーヌへのアクセス】
パリ・ガール・ドゥ・リヨン(Gare de Lyon)駅からTGVの直行にてディジョン(Beaune)駅下車。(所要時間約2時間。Bercy駅発の在来線なら途中、数ヵ所停車にて所要時間約3時間20分)
ボーヌ駅から市内へは徒歩で10分程。
ボーヌ市内中心の地図

Mulot &PetitJean BEAUNE【ミュロ・エ・プティジャン ボーヌ店】
1 Place Carnot 21200 BEAUNE
Tel : 03 80 22 06 18
定休日: 無休(但し月曜日の朝は休み)
http://mulotpetitjean.fr

Alain Hess-fromager【アラン・エス】
7 Place Carnot 21200 BEAUNE
Tel : 03 80 24 73 51
Fax : 03 80 24 68 79
http://www.fromagerie-hess.com

Le Gourmandin【ル・グルマンダン】
8 Place Carnot 21200 BEAUNE
Tel : 03 80 24 07 88
Fax : 03 80 22 27 42
営業時間: 12:00~15:00頃 / 19:00頃~23:00頃
http://www.hotellegourmandin.com

*各定休日はシーズンにより変更することなどもございますので、予めご確認下さい。

21200 Beaune, フランス

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