クリストフ・ルッセル(Christophe ROUSSEL)。ブルターニュ出身の彼が、「クリストフ・ルッセル」ラ・ボール店をオープンさせたのは2004年。ついで、ゲランド店。2009年3月には、3店舗目のパリ店をオープンさせている。
最近では、クリエーティヴに富んだショコラや、マカロンなどで、しばしばその名をマスコミにも轟かせているルッセル氏。まさに今、勢いに乗っているパティシエ・ショコラティエの1人ではないだろうか。
そのラッセル氏だが、非常に多忙な日々らしく、パリ店に姿を見せる事は希。通常はラ・ボールのラボにいることが多いのだそうだ。
現在「クリストフ・ルッセル」パリ店での責任者を務めるのは、アン・ソフィ=ブノワトン(Anne-Sophie BENOITON)さん(写真左)。端正な横顔に、眼鏡がキリリッと知的な女性である。見た目よりグ~ンと気さくな方なので、気軽に声を掛けてみるとよいだろう。
さて、「クリストフ・ルッセル」のスペシャリテと言えば、先程も記したようにクリエーティヴに富む斬新なパティスリーや、ショコラなのだが。。。。。ここパリ店で扱われているのは、ショコラとマカロンのみ。ラボのあるラ・ボールから、各パティスリーのフォームを崩す事無く、新鮮なままでパリまで運ぶというのが難しい為、あえて、パティスリーは外したのだそうである。
その代わり、「バー・ア・ショコラ」が設けられているのは、パリ店のみだとか。

モダンなファッサードに目をやりながら中に入ってみると・・・・・そこには決して広くはないのだが、ルッセル・カラーとも言うべき、黒をベースとしポップなカラーが配されたモダン・シックな空間が待っている。
そして、その中央には無造作に黒いソファーとテーブルが、まるで、ホテルのロビーか何かのように置かれている。勝手に、ここはブティックだと思い込んでいたのだが。そうだった!ここでは「バー・ア・ショコラ」の名のごとく、ドリンクや、マカロンなどがいただけるのであった。(注: 落ち着いて・・・といった感じではありません。)
カフェ(2,50ユーロ)、カプチーノ(4,50ユーロ)、エビアン(2,50ユーロ)などのドリンクは単品でも勿論OKだが、お薦めは5種類あるグルモン・コース。
その中でも、特にお薦めなのは、「ショコラ・グルモン(Chocolat Gourmande 6ユーロ )」。お好みのショコラ・ショーか、フロワ+お好みのマカロンが2つ楽しめるコースである。(ショコラは、ナチュラル、ピーモン、フランボワーズ、オレンジ、ヴァニラの5つの中から選べる。)上質なガナッシュを1人前 100gも使用しサービスするというリッチなショコラ。ちなみに、アン・ソフィさんのお気に入りは、フランボワーズ風味のショコラ・フロワだそうである。
その他は、カフェ+お好みマカロン2つの「カフェ・グルモン(Café Gourmande 4,50ユーロ)」や、エビアンや、コカなど+お好みのマカロン2つの「フレッシャー・グルモン(Fraicheur Gourmande 5ユーロ)」など。
さて、それでは、ウインドーを彩るマカロン(70ユーロ/kg)から紹介していこう。ご存知の様に、ルッセル氏のマカロンは、カラフルでポップな色々に溢れていて見ているだけでも楽しい。現在は、約17種類のものが揃えられている。
幾つか挙げてみると、オレンジ色の「パッション・エストラゴン」、ヴィオレット色の「ラヴェンダー・アブリコ」、甘味控えめの「ショコラ」、懐かしいコーヒー牛乳の味がする「カフェ」、ほっこり味の「マロン」など。
もっと面白いところでは、黒くてポップな味の「ラム・コーラ」や、ピーマン味が後を引く「グリオット・ピーマン デスプレット」、ライム味が爽やかな「ダイキリ・シトロン ヴェール」,好相性の「バナナ・ショコラ」などがあり、各カラーと、味のコンビネーションが、多いに私達の目と舌を楽しませてくれる。
常温保存で、5~6日間は美味しくいただけるという事なので、日本へのお土産にも良い。
箱入りなら、12個入り(17ユーロ)、14個入り(20ユーロ)、33個入り(33ユーロ)の3タイプがあり、既にセレクションされたものも以外にも、自分の好みのものを詰めてもらうことも出来るようになっている。こちらの方が箱代を含む為、少々割高にはなるのだが、中身が固定されるので型崩れする恐れが少なく、遠方への持ち運びにはお薦めだという事。
次は、ショコラである。バロティン・ショコラ(90ユーロ/kg)は、レジ傍のショーケースに整然と並ぶ。
本来、それらの種類は30種に及ぶのだそうだが、パリ店で取り扱われているのは、その半分の約15種類。
主なものを挙げてみると、まずは発売以来、既に各メディアにて高い評価を得ている、この唇型ショコラ「ビズー( Bisous)」。皆さんも、グルメ雑誌の紙上などで、目にされた事があるのではないだろうか。
赤い唇は、フランボワーズのガナッシュがベース。フレッシュなフランボワーズの風味と、その粒々感が口の中に広がっていく。ゴールドに輝くチョコレート色の方は、キャラメル味に、サクサクのクロスティヨン感。どちらも、美しくて口にしてしまうのがもったいない程である。(ビズーのみ 各 1,40ユーロ)
その他には、「フルール・ブルー(Fleurs Bleues)アールグレイとベルガモットの絶妙な味わい」や、「デジラー(Désirade)ラムレーズン味」、「リザ(Lisa)キャラメリゼしたリンゴのコンポートが中から出現」、「ジンジャー(Ginger)生姜のピリ味と、ライムのコンビ・刺激的な味わい」などなど。
プレゼント用にはルッセル・カラーの箱入りもある。こちらは、ショーケース内に置かれていないショコラも収められているセレクト版。サイズは、小(250g入り)22,50ユーロ、中(320g入り)28,80ユーロ、大(500g)45ユーロの3種類。勿論、「ビズー」も収められている。
さて、このパリ店には『パティスリー類は置かれていない!』と先程から何度も繰り返してきたが、実は、焼き菓子などは色々と揃えられている。アン・ソフィーさんのお話では、これらも全てラ・ボールのラボにて、手作り生産されているそうである。
まずは、丸いサブレの縁にキラキラと輝く砂糖がくっついた「ディアモン(Diamont)」。バターたっぷり、ちょっぴり懐かしさを感じさせるサブレであり、シトロン味とショコラ味が詰め合わせ(30枚入り 10ユーロ)となっている。
「スライス・オレンジのコンフィー ショコラがけ(Tranchés d’Oranges Confites au Chocolat)1パック 8,50ユーロ」は、フレッシュなオレンジをそのまま輪切りにした後、コンフィーにし、チョコレートをコーティングしたもの。
そして、上記のものと似てはいるが、「オランジェット(Orangettes)」も人気の商品。こちらは、3タイプのパッケージ入りで、小(100g入り)10ユーロ、中(150g入り)15ユーロ、大(220g入り)20ユーロ。
その他、「チュイル・オ・アモンド(Tuiles aux Amandes)」は、1パックで15ユーロとなっている。

また、ちょっと小ぶりな「パウンドケーキ 各15ユーロ」もお土産などに手頃。「ケーキ・ショコラ・エ・ジャンジャンブル(Cake Chocolat et Gingembre)」、「ケーキ・オ・シトロン(Cake au Citron)」、「ケーキ・オ・フリュイ・テ・抹茶(Cake au Fruits Thé macha)」など数種類が揃っている。
そして、こちらもポップな色使いが楽しい「ギモーヴ(Guimauves)1パック 5,50ユーロ」。ルッセル氏らしいギモーヴとも言えるだろう。「ブルー(淡いミント味)」、「緑(レモンの酸っぱさとギモーヴの甘さのコンビ)」、「ローズ(フランボワーズ)」、「ショコラ」の4種類。
上記以外にも、まだまだ美味しそうな物が揃っている。
今や、ルッセル氏の創り出す作品はパティスリーの域を超え、「アート」の域へと達しつつある。
そんな彼が、次は、どんな斬新な作品をもって私達をアッと驚かせてくれるのか、多いに楽しみではないだろうか。そして、もしブルターニュ地方へ出向かれる方があれは、是非ラ・ボール店、または、ゲランド店の方にも足を運んでみていただきたい。
10 rue du Champ de Mars 75007 Paris
メトロ 8番線 Ecole Militaire
Tel 01 40 62 67 00
営業時間 火曜日 14時30分~19時30分 水曜~土曜日 10時30分~19時30分
日曜日 10時~14時
定休日 月曜日、祝日
他のブティック
(ラ・ボール店)
6 allee des Camelias 44500 La Baule
Tel 02 04 60 65 04
(ゲランド店)
26 rue Saint-Michel 44350 Guerande
Tel 02 51 73 75 65




























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