閑静な住宅が連なる16区パッシー(Passy)。メインのパッシー通りに構えるショッピングモール・パッシープラザのちょうどすぐ後ろ辺りに伸びる裏通り。パン屋にコーヒー屋、お野菜や果物、イタリアン食材店などが建ち並ぶちょっとしたマルシェ通りの一角にテラスが張り出たブーランジュリー・パティスリーがあります。
買い物途中のマダム達がおしゃべりに熱中していたり、コーヒーをのんびり飲みながらおやつにケーキやヴィエノワズリーを楽しむムッシュー達。覗いたショーケースのケーキはデコレーションも綺麗でチョコレート飾りが施してあってゴージャス。
中には面白いデザインのものもあり、アイスキャンデー?のようなケーキがのっかったものも。斬新アイデア。常に列をなす店内は買い物帰りに今夜のバゲットを買うマダム達で一杯。
ケーキも魅力的ですが、まずはバゲット。一番ノーマルなバゲット・トラディション(1ユーロ)。
見た目にしっかり色のついた外観は鼻を近づけるととてもしっかりした香りを感じる。中の気泡は荒くもなく細かくもない中間。どちらかと言えばムッチリタイプ。全体的に重みのあるどっしりした感じを受けますが、飲み込むに負担のない柔らかさ。アトランダムに空気を含んだ生地は予想以上に酸味を帯びていて粉に味がある。でもそれ以上に印象的なのが皮。パリパリ、ピリピリ、プチプチと表現したらいいのでしょうか。ザクザクではない非常に心地よい食感。何よりもその皮自体にとても味がある。尖った切り込み模様の先は香ばしく焼きあげられており、どことなく醤油を思わす風味を感じられる。そう、生地自身の味が濃いからか、キツネ色の部分は更に味も凝縮しているのです。柔らかめの醤油せんべいを食べてる?とちょっと錯覚してしまう。そんな味です。
上部はとても食感があるのに対し、側面はほんのりしなっていて、みしっと引きちぎれる感じ。味の濃密さを感じられる表面の小さな気泡粒。そしてその色。ここの部分も美味しいんです。割と短めのバゲットなので1本すぐになくなってしまいます。そして味が濃いせいか、何とも後引く美味しさ。
主張のしっかりしたバゲットなので、これは具などを挟まずにこのまま楽しむ方が良さそう。
又、ヴィエノワズリー系も種類が多く、クリームがはみ出るほどのベニエや、これでもかと言わんばかりのチョコレートパン。ちょっとしたおやつにも嬉しいクレープも手軽にテラスでいただけます。静かな朝、焼きたてのバゲットにケーキをプラスしてゆっくりのんびり頂きたい。周りは楽しい通りなので、プチデジュネの後は散歩がてらにお買いものなんていかがでしょう?
夜ごはん用のバゲットを買っておくこともお忘れなく。
Aux Pains de Manon【オー・パン・ドゥ・マノン】
31 rue de l’Annonciation 75016 Paris
Tel : 01 42 88 36 89
営業時間 : 7:00~20:00 (日曜は~14:00)
定休日 : 日曜夜・月曜
メトロ : 6番線Passy / 9番線 La Muette


















我が家のすぐ近くのパン屋さんです。我が家ではその立地から(角のパン屋さん)”角パン”とよんでいます。 とっても美味しいバゲットについて、とっても素敵な表現が満載の文章!!読んでて、思わず「そうそう!!」とPCにむかってしゃべっていた私です(^^)。このバゲットは少々時間がたっても充分いただけますよ。
ちなみに息子はエクレアも大好きです!!
*マダム ラミュエット様
コメントありがとうございます。ご近所ですか!じゃぁマダム ラミュエットさんは毎日美味しいバゲットが食べれますね♪ ”角パン”ですね☆ちょうど角手に面した立地のいいお店ですよね。時間がたっても美味しいバゲットは素材も作りも良い証拠ですよね!翌日も美味しく、理想です!
今度は息子さんお気に入りのエクレアを私も挑戦したいと思います♪