『大修道院の貯蔵庫』のワインとお食事 Au Chai de l’Abbaye
日曜日も多くの人で賑わうビュッシィ通りの路地裏に、テラス席が広々と気持のいいビストロがあります。角地に構えるこのビストロ、広い入口にはカウンターバーが出迎え、いつもの様に一杯やっている地元の常連さんで溢れかえる中、奥には小奇麗なテーブル席。草木で仕切られたテラス席はちょっとした庭先のような心地いい空間。『Au Chai de l’Abbaye オウ・シェ・ドゥ・ラベイ』、大修道院の貯蔵庫という意味を持つ店名のように、ワインの品揃えが豊富なビストロ。又、それらがどれもグラス1杯から注文できるというのも嬉しい‘貯蔵庫’ならでは。グラスは3.5ユーロ~、ロワールをはじめブルゴーニュ、ローヌ、ボジョレーにボルドー、プロヴァンスのものと数多く揃えられています。店内で頂けるお食事に合わせて色々なワインを楽しみたい方には是非お勧めのビストロです。
グラスではもの足りない、という方には460mlのカラフ(9.5ユーロ~)もありますよ。日替りで黒板に記される『本日のカラフワイン』も気になるところ。又、アペリティフ(9ユーロ)も充実しており、マール・ド・プルゴーニュやアルマニャックX.O.、年代もののラム酒にミラベルやフランボワーズ、ウィリアムポワールなどのフルーツものも。
まずはアペリティフを頂きながらゆっくりメニューを選ぶもよし、『ソーセージ・ハムの盛合せ(Plateau de Charcuterie)』や、『4種のチーズ盛合せ(Plateau de Framages de Saison 共に9ユーロ/1人前、15ユーロ/2人前)』を頂きながらグラスワインを存分に楽しむよし。又、こちらで出されるパンはすべて6区にある『ポワラーヌ』さんのもの。酸味の利いたパン・ド・カンパーニュに生ハムやツナをトッピングした『タルティーヌ(Tartine 5.5ユーロ~)』や、サラダ付きの『レ・クロカント(Les Croquantes 7.5ユーロ)』も捨てがたいです。
この日はランチを頂きました。前菜にはあつあつの『オニオングラタンスープ(Soupe a l’oignon gratinée 7ユーロ)』。酵母の風味が香るポワラーヌのパンならではの酸味が全体に染みこんで、スープのお味は驚く程サッパリ。又、『サラダ・ニソワ-ズ(Salade Niçoise 9.5ユーロ)』はサラダの王道。タップリのツナとオリーブにほくほくのジャガイモは美味しさの定番。
メインはこちらのスペシャルでもある『シュー・ファルシ(Chou farci d’Auvergne 13ユーロ)』。ぽってりと丸められたトロトロのキャベツにジューシーなお肉は食べ応え満点。濃厚なソースをパンに絡めれば美味しさも2倍。キリッと冷えたワインがすすみます。そして軽めに抑えたいお昼にチョイスしやすいのが、『タルタル(Tartare de Charolais 14ユーロ)』。特製ソースと一緒に絡められたシャロレ産の上質な生牛肉は、熱々のフリットと一緒に「冷」と「熱」を楽しむのが美味しさのポイント。ボリュームも満点でお腹も満足。デザートは今回パスしましたが、『ピスタチオ風味のクレームブリュレ』や熱々の『タルト・タタン』など、種類も豊富でした。
居心地のいい店内の雰囲気は、近所のお父さん仲間と思われるグループが楽しそうにワインと食事を楽しんでおられました。日曜日も開いているので、お天気のいい日にはテラス席を占領してのんびりワインとおつまみを楽しむのもお勧めです。又、寒くなるこれからの季節には「貯蔵庫」ならでは、特製のエピスのきいたホットワイン、『ヴァン・ショー(Vin Chaud aux épices 4.5ユーロ)』やラム酒にお砂糖とレモンを加えて熱湯を注いだ『グロッグ(Grog au Rhum 6ユーロ)』なども風邪を引いた時などにはピッタリ。
「大修道院の貯蔵庫」な雰囲気で味わう食事とワイン。是非ご堪能下さい。
Au Chai de l’Abbaye【オウ・シェ・ドゥ・ラベイ】
26 rue de Buci 75006 Paris
Tel : 01 43 26 68 26
メトロ : 10番線 Mabillon
営業 : 8:00 – 2:00
定休日 : 無休
by junko on 2007-10-30 [普段着のレストラン]
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